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認知症 はいかいなどで保護の人 情報公開を
11月7日 6時41分

認知症 はいかいなどで保護の人 情報公開を
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認知症によるはいかいなどで自治体に保護され身元が分からないままになっている人の特定を進めようと、厚生労働省は全国の都道府県に対し、保護している人の情報をホームページで公開するよう求めました。
認知症やその疑いがあり、徘徊などで行方不明になったとして、去年、警察に届けられた人は延べ1万人余りに上り、中には、自治体に保護されたものの身元が分からず、施設などで長期間暮らしている人もいます。
厚生労働省は、去年、全国の自治体に対して、保護している人の情報を積極的に公開するよう求めましたが、個人情報の保護を理由に消極的な自治体が少なくないのが現状です。
このため、厚生労働省は改めて全国の都道府県に通知を出し、少なくとも保護している人の人数や性別、保護した時期について、来年3月末までにホームページで公開するよう求めました。
厚生労働省のホームページからは全国の情報を閲覧できるようになっていて、担当者は「都道府県は保護した人の情報を市町村から報告してもらう仕組みを作り、身元の特定につながる情報を速やかに公開してほしい」と話しています。

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