【ソウル聯合ニュース】韓国輸入自動車協会(KAIDA)は5日、排ガス規制を逃れるためディーゼル車に不正なソフトウエアを搭載していたことが発覚した独フォルクスワーゲン(VW)の10月の新規登録台数が947台となり、9月の2901台に比べて約3分の1に減ったと発表した。傘下のアウディの登録台数も3401台から2482台に減少した。
輸入車全体の登録台数は2月以降で最も少ない1万7423台となった。9月の登録台数首位だったVWの「ティグアン2.0TDIブルーモーション」は10位以内から外れた。プジョー「2008」(719台)が首位で、レクサス「ES300h」(492台)、メルセデス・ベンツ「E220ブルーテック」(437台)などと続いた。
10月の登録台数をメーカー・ブランド別にみると、メルセデス・ベンツが3713台で最も多く、次いでBMW(3156台)、アウディ(2482台)、プジョー(1071台)などの順だった。欧州車が1万3835台(79.4%)、日本車が2219台(12.7%)、米国車が1369台(7.9%)だった。
1~10月の輸入車の累計登録台数は19万6543台となり、前年同期比で21.1%増加した。