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中国 株価下落で停止の新規上場 再開へ
11月7日 8時09分

中国の証券監督当局は、上海の株式市場などでの株価の大幅な下落に伴い、ことし7月以降、停止させていた企業の新たな上場について、近く再開させる方針を発表し、不安定な値動きを続けていた株価が一定の安定を取り戻したと判断したものとみられます。
中国の証券監督当局は、ことし6月以降、上海の株式市場などで株価が大幅に下落したことを受けて、7月から企業の新たな上場を停止させていましたが、6日、近く再開させる方針を発表しました。
ことし7月以前に上場の申請をしていた28の企業について、年内の上場を認めるということです。
中国の株式市場では、企業の新たな上場は相場全体を押し下げる影響を与えることもあり、一時的な停止は中国当局の株価対策の一環とみられていました。
上場の再開について、証券監督当局は「株式市場はすでに自力で回復する段階に入っていて、新規の株式の適度な供給は市場の活性化に有益だ」と説明していて、不安定な値動きを続けていた株価が一定の安定を取り戻したと判断したものとみられます。
上海の株式市場では、代表的な株価指数である総合指数が、ことし6月に5000ポイントを超えたあと、大幅に下落し、8月下旬には3000ポイントを割り込みましたが、このところは持ち直す動きを見せていて、6日の終値は3590.03ポイントとなっています。

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