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 夫から家庭内暴力(DV)を受けたとして子連れで大阪市から転居した女性が、市の通知文書のせいで夫に転居を知られたとして、慰謝料など100万円の支払いを求める訴訟を大阪地裁に起こした。6日に第1回口頭弁論があり、市側は請求棄却を求めた。

 訴えによると、女性は今年3月、大阪市内の区役所で転居の手続きをした際にDV被害について担当職員に相談し、転居したことを夫に伝えないよう依頼。転居先の自治体にも住民基本台帳の閲覧や住民票の交付の制限を申し出た。

 しかし4月、児童手当の受取先となっていた夫に子の住所変更があったことを知らせる大阪市の通知文書が届いたとして、夫から文書の写真と、転居に憤る内容のメッセージが無料通信アプリ「LINE」で送られてきたという。