ロシアW杯アジア2次予選で首位に立っている日本代表ですが、まだまだ問題を克服しなければいけない状況でしょう。2次予選、最終予選を勝ち抜くには日本代表の弱点とされる「フリーキック」を強化するべきだということはハリルホジッチ監督も口酸っぱく発言しています。ここ数年直接FKでのゴールが無い日本代表。数年ぶりに直接FKを決めるのは一体誰なのか!?現代表メンバーでのフリーキッカー、代表に呼んだ方が良いフリーキッカーをピックアップしていきます。
南アフリカW杯の再現はいつ?
現在の日本代表で直接FKを蹴っているのは本田圭祐です。所属先のACミランではクラブへの批判的な発言を巡って去就が取り沙汰されていますが、日本代表でもフリーキッカーとしての結果は出せていません。
本田圭祐が有名になった南アフリカW杯での「ブレ球」の直接FKを見ることも最近はありません。蹴ることができなくなったのか、あえて蹴っていないのかわかりませんが、決まればどんな質でも良いので結果を残して欲しいものです。
太田宏介の左足
ハリルホジッチ監督が就任してから左サイドバックの座を争うようになったFC東京の太田宏介も日本代表フリーキッカーの候補として入っても良いかもしれません。捻り出すように鋭く曲がるカーブはJリーグでも屈指の精度を誇ります。
しかし左サイドバックにはインテルの長友佑都、ガンバ大阪の藤春などの実力者が名を連ねるためレギュラーを奪うのは難しい状況です。
太田宏介の課題とすれば「一対一でのディフェンス」、そして「直接FKでのゴール」などをFC東京で結果として残していけば再び招集される可能性もあります。今回の招集も見送られていますが、ハリルホジッチ監督の考える数十人の中の候補には入っているでしょう。
CKを任される香川真司の直接FKは?
あまりフリーキッカーとしてのイメージはないドルトムントの香川真司ですが、最近はCKを蹴ることも増えました。香川真司はヘディングが強くないですから、キッカーとしての方がチームの力になるという総合的な判断がなされたのは何となく感じられます。
右利きの香川真司ですが、実は左足も良いキックを蹴れるということが最近の日本代表情報では有名な話です。トレーニングで左サイドからセンタリングを上げるという流れで練習をしていたところ抜群に精度が良かったのが香川真司です。
アジア杯でPKを外した彼ですが、日本の10番として直接FKを蹴る日は来るのか?
中村俊輔待望論
ハリルホジッチ監督が「中村俊輔が若ければ・・・。」というコメントを残したことは新聞、ニュースなどで大きく取り上げられました。
現在、Jリーグで直接FKからのゴール数の最多記録を持っている中村俊輔を日本代表に推す声は多いです。確かにJリーグでも結果を残していますし、日本代表に「経験」という武器を加えることは個人的にはプラスに思えますから、招集しても良いと思います。
事実、招集メンバーでも試合の流れやポジションの関係で出場できない人も出てきます。それならば終盤に「飛び道具」的な秘密兵器としてベンチに入っても良いのではないでしょうか?
結果を残している場合は、年齢は関係ないですからこれくらいのサプライズはあった方が日本サッカー界も盛り上がるのではないでしょうか!
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日本代表、直接FKを決めるのは誰だ!?トップ・アイキャッチ画像引用元:JFA TV 【ワールドカップ予選】10/6 本田圭佑インタビュー