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夢色ブロガーズ

暇なときについ読みたくなる、そんなブログを目指して

自分を変えるイベント

経験によって、考え方や感じ方は変わる。とはいえ、「自分変わったな〜」なんて思うことはそうそうない。知識は簡単に増えるが、考え方まで変わるとなると、相当大きなイベントが必要だ。「スゴい…こんなの初めて…!」と思えるようなイベントが。

ところで、公共の場で他人の子供が泣き叫んでいるとき、あなたはどう感じるだろうか。この質問に対する10000人以上へのアンケート結果が、ある記事でまとめられていた。回答できる選択肢は以下の4つだ。自分が感じる正直な気持ちを、少し考えてみて欲しい。

①子どもが黙って我慢できる年齢になってからお出かけすればいいのに
②泣き叫ばないよう親がきちんとしつければいいのに
③子どもは泣くのが仕事。仕方ない
④泣き止むよう、親があやせばいいのに

子供の年齢にもよるのだが、1年前の僕であれば、④を選んでいた。親が子供を泣かないようにコントロールするのは当然であると、そう思っていた。しかし今の僕なら、③を選ぶ。「泣くのが仕事」というのは少しニュアンスが違うが、子供が泣きやまないのは「仕方ない」と思うようになった。そう、考え方が変わったのだ。

他人の子供が泣き叫んでいるのは確かに気持ちのいいものではない。もう少し場所を選んで連れていくべきじゃないかと思うこともある。ただ、子供はいくらあやしても、泣きやまないことは往々にしてあることを、この1年で初めて子供を育てて身をもって知った。これは考え方が変わるほどの経験だった。

別に変わるのが良いことだという保証はない。ただ今回の場合は、公共の場で子供が泣いているときにイライラすることがなくなったという意味で、良い変化だったのだろう。お年寄りが、そこらへんの泣きわめく赤ん坊を見て「元気ねぇ」とニコニコしながら見ている気持ちが、少しわかった気がした。ただこのアンケートでは、60代は②が最も多いようだが。世の年寄りは、僕が思うより心が狭いのかもしれない。

大人になると、一見考え方が変わることなんてあまりなさそうな気もするが、実際はそんなことはない。これからもきっといろんなイベントで、自分は変わっていくのだろう。初体験なんて、まだ山ほど転がっているのだから。今回は、そんなことを感じさせられた。

ちなみに上記アンケートの記事はこちら。
公共の場で泣き騒ぐ子どもってどう? 東京大阪、男女、年代すべてで意見が割れる結果に | しらべぇ