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米探査機 冥王星の次の目標へ調整成功11月6日 10時08分
ことし7月に冥王星への最接近を果たしたアメリカの無人探査機が、次の目標としている冥王星の外側の領域にある天体に向けて飛行コースを調整する作業に成功し、順調に進めばおよそ3年後に目標の天体に到達する見込みです。
NASA=アメリカ航空宇宙局の無人探査機「ニューホライズンズ」はことし7月、史上初めて冥王星に近づき、地表の詳細な画像や大気の成分などを観測して、今も観測データを地球に送り続けています。
NASAによりますと、探査機は冥王星を通過したあと、次の探査として冥王星の外側の領域にある天体を新たな目標に定め、エンジンを4回にわたって噴射させて飛行コースを調整する作業に今月4日、成功したということです。
そして、探査機は、現在、目標の天体に向けて時速5万キロメートル余りと音の速さの40倍以上の速度で飛んでいて、順調に進めば2019年1月ごろに到達する見込みです。
目標の天体は太陽系が誕生した当時から、ほとんど状態が変わっていないと考えられていて、探査によって太陽系誕生のメカニズムの解明につながる成果が期待されています。
NASAによりますと、探査機は冥王星を通過したあと、次の探査として冥王星の外側の領域にある天体を新たな目標に定め、エンジンを4回にわたって噴射させて飛行コースを調整する作業に今月4日、成功したということです。
そして、探査機は、現在、目標の天体に向けて時速5万キロメートル余りと音の速さの40倍以上の速度で飛んでいて、順調に進めば2019年1月ごろに到達する見込みです。
目標の天体は太陽系が誕生した当時から、ほとんど状態が変わっていないと考えられていて、探査によって太陽系誕生のメカニズムの解明につながる成果が期待されています。