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翁長知事「勧告に応じられない」文書送付へ11月6日 4時29分
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アメリカ軍普天間基地の移設計画を巡り、国土交通省が沖縄県の翁長知事に対し、埋め立て承認を取り消した決定を撤回するよう求めた勧告は6日が期限ですが、翁長知事は勧告に応じない考えです。翁長知事は、国土交通大臣による代執行が行われた場合は承認を撤回することも検討していて、国と沖縄県の対立はさらに激しさを増す見通しです。
アメリカ軍普天間基地の移設計画を巡り、沖縄県の翁長知事が名護市辺野古沖の埋め立て承認を取り消したのに対し、法律を所管する国土交通省は先月、地方自治法に基づき、6日までに埋め立て承認を取り消した決定を撤回するよう翁長知事に勧告しました。
これについて翁長知事は「取り消しは適法に行われたものだ」などとして、勧告には応じられないとする文書を6日、国土交通省に送ったうえで記者会見を開き、応じない理由などを改めて説明することにしています。
国土交通省は、沖縄県が勧告に従わない場合、是正を指示し、最終的には高等裁判所に代執行を求める行政訴訟を起こす方針です。
これに対し翁長知事は、国土交通大臣による代執行で埋め立てを承認した状態に戻るなどした場合、承認を撤回することも検討していて、国と沖縄県の対立はさらに激しさを増す見通しです。
これについて翁長知事は「取り消しは適法に行われたものだ」などとして、勧告には応じられないとする文書を6日、国土交通省に送ったうえで記者会見を開き、応じない理由などを改めて説明することにしています。
国土交通省は、沖縄県が勧告に従わない場合、是正を指示し、最終的には高等裁判所に代執行を求める行政訴訟を起こす方針です。
これに対し翁長知事は、国土交通大臣による代執行で埋め立てを承認した状態に戻るなどした場合、承認を撤回することも検討していて、国と沖縄県の対立はさらに激しさを増す見通しです。