毛利光輝
2015年11月5日19時15分
結婚式場の予約をキャンセルした時に、申込金が返金されなかったり高額なキャンセル料を請求されたりする例が相次いでいると国民生活センターが5日、発表した。「きょう申し込めば100万円安い」「あすになれば良い日取りは埋まってしまう」などと契約を急がされた例が目立つという。センターは「キャンセル料の発生時期など契約内容をしっかり確認してほしい」と呼びかけている。
全国の消費生活センターなどに寄せられた結婚式をめぐるトラブル相談は、2014年度までの過去5年間で約8200件を数え、その約9割は契約・解約に関する相談だった。「説明を5時間聞き、冷静な判断ができず内金20万円を支払った。後悔して翌日キャンセルを伝えたが、返金できないと言われた」「1年以上前にキャンセルしたのに、申込金20万円が全額キャンセル料とされた」といった事例が多いという。
センターは「結婚式の契約は消費者にとって非日常的なことなので、せかされると冷静さを失いがちになる」と分析する。「キャンセル料を巡る近年の裁判例を見ると、消費者側の主張が認められるのは難しい。慎重に検討してほしい」と話している。(毛利光輝)
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朝日新聞社会部
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