まいどどうも、雑学好きな夙川です。
先日にちょっと軽く事故で吹っ飛びまして、外傷はないんですけど頭ぶつけて、無理して動くと頭痛眩暈吐き気です。鞭打ちの人が巻いているエリザベスカラー(?)みたいなのは嵌めてないんですけどね、アホが治るかも知れません。
寝転びながらお届けします。ヨロシクドウゾ。
さてさて、今回は「書き文字」ネタ。
コンピュータ社会になって、文字を手書きすることって減りましたよね。これまで一度も字を習ったことがない人になると、今更イチから習うのも億劫ですし、習っても大して出番がないのでヤル気が起こらないかも知れません。
とはいえ、領収書や申込書など、自筆せねばならない場面も多々あります。ビジネスで「字が下手」というのは非常に不利で、対外的には信用問題に関わっても来ますから、何とかできるものなら何とかしたいという思いもあるでしょう。
そこでここでは、今の文字を「手軽にちょっとだけ」カッコよくするための方法をご紹介しちゃいます。
用意するもの
- 小学生用の国語ノート2種類
※マス目のもの/行のもの - いつも使っている筆記用具
- お手本
小学生用のこれ、実はものすごく優秀なんですよ。
画質がマズイのですが中身を見てみましょう。
マス目ノートは十字に、行ノートは中央に、それぞれ薄い点線が入っています。これを「補助線(リーダー線)」と呼びまして、実はお習字・書道の初学者が使用する「硬筆練習帳」と同じ仕様なのです。
大人の方にオススメなのは、中~高学年向けの「18マス」又は「15行」。大きく書いて練習したい方は、低学年用のものを使っても良いですね。
今は便利な世の中で大手の100均でも売っていますし、各種学習サイトからダウンロードすることも可能です。お好みの紙・サイズで印刷しちゃいましょう。
▼ダウンロード参考サイト。ラインナップが充実しています。
筆記具とお手本について
日常的な手書きの文字をキレイにしたいので、筆記用具はいつも使っているものをそのまま使いましょう。小学生用ノートのいいところは、安くてどんどん使えること。エンピツと消しゴムは要りません。書き損じても気にせずに、次のマスや行に書き直せばいいのです。
お手本は自分の好きなものを用意しましょう。下の画像のような書籍でもいいし、誰か字の上手な人に書いてもらったものでもOK。
書籍のお手本にはさまざまな種類があり、このお手本は主に技法について詳しく解説された「理論書」の類です。この手のものは一度でも師匠・先生に付いて、系統立てて手習いをしたことがある人向け。
過去にお習字や書道をやっていた人は、理論書が1冊あると捗ります。
こちらは「字典」形式のお手本。載っている字をそのまま真似して書けるように、見やすい仕様になっています。難しい方法論が語られていないシンプルな字典は、初心者の方にもオススメ。「かな」と「漢字」の両方が掲載されたものが良いでしょう。
(ひどい画質&ピンボケすんません・・・)
どうしても良いお手本が見つからない・すぐにでも練習したい人は、Wordなどで「楷書体」で書きたい文字列を打ち込んで、プリントアウトしてしまう手もあります。しかし手書きの楷書とデジタルのそれは全く違うものなので、ゆくゆくは手書きのお手本にしましょう。
「国語ノート」を使ってみよう
準備の話ばかりではおもしろくないので、早速何か書きましょう。お手本はどこかに置いておいてください。【前編】ではまだ使いません。
とりあえずいらないPPC用紙やチラシの裏に、普段の書き方で自由にことばを書き連ねてください。何でもいいです。おちょくってふざけてもいいです。
次に「マス目」のノートを開いて、さきほど書いたのと同じことばを書き込みます。1マスに1文字を入れる以外はふっつーに書きます。キレイに書こうと考えなくていいですし、肩肘を張る必要はありません。小学生になったつもりで行きましょう。
書けましたか?
じゃあ2つを並べてみましょう。
国語ノートすげー!なんかキレイになった!
文字自体は左右とも同じように、ちゃらーっとテキトーに書いています。変わったことといえば縦横が揃ったことだけ。マス目が勝手に矯正してくれるんです。
じゃあ次に、このことばをもう一度マス目に書きます。
今回は「ちょっとだけ」キレイに書くことを意識してみてください。意識すると言っても、マス目の中にある補助線を参考に、少しバランスを取る程度の感覚で十分。リラックスしてさらさらーっとやっちゃいましょう。
右が先に書いたもので、左が後で書いたもの。
気楽に書いているのでガタつきはあるものの、そこはかとなく整ったような感じがします。
これを飽きない程度に、何度か繰り返してみましょう。書くたびに「ちょっとキレイ」を意識します。疲れて飽きたらその日はそこで終了。無理をすると楽しくなくなります。テレビでも見ながら、CMの合間にやるくらいのユルさがちょうど良い。
マス目にそって書くうちに、次第に白紙でも「空間」を意識して書けるようになってきます。コツとしては文字を「書く」のではなく「描く」ような感覚でやること。「描いた」文字はぱっと見てキレイなのです。騙されたと思ってやってみてください。
余談ながら、ノートだからってノートのまんま使うことは無いんですよ。
使いやすいようにバラして、カットして使ったって誰も怒りません。ノートごと半分に切ってB6横長サイズの帳面にしてもいいし、真ん中の綴じ糸をはずして1枚ずつ広々と使うのも有り。
1冊買えばかなりたくさん書けます。書道用の練習用紙だと同分量で1000円は掛かりますので、国語ノートはとってもリーズナブル!
▼そう、絵を描くように・・・!!ってこれww
▼OUTPUTするためにはINPUTが不可欠でござい。