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 国の石油備蓄基地の電気料金について会計検査院が調べたところ、5基地で必要のない大容量で電力会社と契約を結び、約4250万円割高になっていたことが分かった。検査院は、管理する石油天然ガス・金属鉱物資源機構に契約の改善を求めた。

 検査院は、機構が電力会社などと契約を結ぶ10基地について、2013~14年度の電気料金を調べた。北海道、福井、愛媛、鹿児島の5基地で、原油輸入が滞ってポンプで大量の石油を基地からくみ上げるような緊急時を想定した契約となっていた。

 北海道の苫小牧東部基地では、14年度までの3年間に使った電力の最大量は1536キロワットだったのに、30%超の2千キロワットで契約していた。

 検査院は、仮に原油輸入が滞っても超過料金を払えば対処できるとして、契約見直しを求めた。機構は「来年度から過去の実績をふまえ、実際の使用電力に近い契約にしたい」としている。(遠藤雄司)