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米韓首脳 対北朝鮮で結束・日韓関係改善で一致10月17日 4時55分
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アメリカのオバマ大統領は、ワシントンで韓国のパク・クネ(朴槿恵)大統領と会談し、北朝鮮の挑発行為に結束して対応する方針を確認するとともに、来月1日に開かれる見通しの日本、中国、韓国の3か国の首脳会議を、日韓関係の改善につなげる機会にしたいという考えで一致しました。
アメリカのオバマ大統領は16日、韓国のパク・クネ大統領とホワイトハウスで会談し、事実上の長距離弾道ミサイルを発射する可能性を示唆している北朝鮮について、共同声明を発表しました。
共同声明では、北朝鮮のあらゆる挑発に対応するため米韓両国が緊密に連携するとともに、北朝鮮が核実験や弾道ミサイル発射を強行した場合、国連安全保障理事会で厳しく対処するなどとしています。
会談後の記者会見で、オバマ大統領は「われわれは、北朝鮮を決して核保有国とは認めない」とする一方で、「北朝鮮との関係改善に取り組むパク大統領の努力を支持する」と述べました。
これに対しパク大統領は「北朝鮮の挑発行為を抑えるため、米韓両国は、中国、ロシア、日本を含む国際社会との協力を強化していく」と述べました。
また、オバマ大統領が、来月1日に開かれる見通しの日中韓3か国の首脳会議について、「前向きな関係を築くためのさらなる一歩になる」と期待を示したのに対し、パク大統領も、「首脳会議は2国間関係の改善にも寄与する」と述べ、3か国の首脳会議を日韓関係の改善につなげる機会にしたいという考えで一致しました。
共同声明では、北朝鮮のあらゆる挑発に対応するため米韓両国が緊密に連携するとともに、北朝鮮が核実験や弾道ミサイル発射を強行した場合、国連安全保障理事会で厳しく対処するなどとしています。
会談後の記者会見で、オバマ大統領は「われわれは、北朝鮮を決して核保有国とは認めない」とする一方で、「北朝鮮との関係改善に取り組むパク大統領の努力を支持する」と述べました。
これに対しパク大統領は「北朝鮮の挑発行為を抑えるため、米韓両国は、中国、ロシア、日本を含む国際社会との協力を強化していく」と述べました。
また、オバマ大統領が、来月1日に開かれる見通しの日中韓3か国の首脳会議について、「前向きな関係を築くためのさらなる一歩になる」と期待を示したのに対し、パク大統領も、「首脳会議は2国間関係の改善にも寄与する」と述べ、3か国の首脳会議を日韓関係の改善につなげる機会にしたいという考えで一致しました。
共同文書 “TPPに韓国が関心”を米が歓迎
今回の米韓首脳会談の終了後に発表された共同文書で、アメリカは、今月、交渉が大筋合意したTPP=環太平洋パートナーシップ協定について、韓国が関心を表明したことを歓迎しました。そのうえで、韓国政府が、3年前に発効したアメリカとのFTA=自由貿易協定のもと、多くの分野で高い基準を目指した対策を講じていることを挙げ、今後、両国間の協議が深まることに期待を示しています。
これに関連して、会談後の記者会見では、オバマ大統領が「パク大統領が国内で進めている規制改革を歓迎する」と述べたのに対し、パク大統領は「米韓両国は高い基準のFTAを結んでおり、韓国はおのずとTPPのパートナーになるだろう。TPPへの参加について、今後緊密に協力していく」と述べました。
これに関連して、会談後の記者会見では、オバマ大統領が「パク大統領が国内で進めている規制改革を歓迎する」と述べたのに対し、パク大統領は「米韓両国は高い基準のFTAを結んでおり、韓国はおのずとTPPのパートナーになるだろう。TPPへの参加について、今後緊密に協力していく」と述べました。