高浜行人
2015年10月17日09時12分
全国約5万の幼稚園や小中高校などのうち、199校の煙突からアスベスト(石綿)が飛散する可能性があることが明らかになった。文部科学省が16日に発表した。いずれも煙突内部にある石綿を含んだ断熱材の損傷が原因で、修復などの対応を求めるという。
調査したのは、石綿を強くプレスして固めるなどした断熱材や保温材など。昨年3月に石綿障害予防規則の改正で規制対象になったため、文科省が初めて調査した。石綿が最も飛び散りやすい「吹き付け材」については調査済みで、対応をほぼ終えたという。
大学を含む国公私立の全学校と、公立の社会、体育、文化施設、所管の法人計約13万機関を調べた。煙突内の断熱材が何らかの形で壊れ、石綿が飛び散る可能性があったのは380施設の煙突計600本(うち378本が使用中)。主に暖房のボイラーの排熱用に使われているという。
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