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米で日本の水道の技術を売り込む
10月17日 11時22分

アメリカ西部カリフォルニア州で、日本の水に関する技術をアメリカに売り込む催しが開かれ、日本のメーカーの担当者たちが、耐震性に優れた水道管などを現地の水道事業者にアピールしました。
ロサンゼルス近郊で16日に開かれた催しには、日本から建材メーカーなど3社が参加し、カリフォルニア州内の自治体の水道事業者などおよそ100人に最新の水道関連の技術を紹介しました。
それぞれの会社は、水道管の接続部分に柔軟性を持たせたものや、金属製のパイプそのものが変形するものなど、地震が起きても壊れにくい水道管の実物を持ち込み、将来、大規模な地震の発生が予想されているカリフォルニア州でも災害時のライフラインの維持に有効だとアピールしました。
会場を訪れた現地の水道事業者の1人は、「これまでに見たことがないもので、とてもユニークな技術だ。導入を検討したい」と話していました。
また、参加した日本のエンジニアリング会社の担当者は「日本の水道管の耐震性はアメリカでも認められている。ぜひ受注に結びつけていきたい」と話していました。
日本の水関連の技術を巡っては、水道管などのパーツだけでなく、システム全体も含め、海外でのビジネスチャンスを探る動きも盛んで、今後、アメリカでもビジネスの拡大につながるのか注目されています。

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