2015-10-17 00:37:22

ゆるぬるエンジニアのススメ

テーマ:ブログ
世の中、スーパーエンジニアによる「どうやって問題に打ち勝つか」という話で満ちています。それ自身はとてもいいことで、自分もそうありたいと思うのですが、残念ながらそうなれそうにないので、逆説的になりつつも、ゆるくてぬるいエンジニアの生き方をまとめてみます。基本的にはUS志向で書いてます。

1. 資格や既得権益やジョブセキュリティを積めるだけ積もう

ソフトウェアエンジニアは、USでは基本的には資格職(CSの学位です。日本ではそうではありませんが、上澄みを見ると、CSか、数学、物理などの学位を持っていることが多いです。楽したければ、CSの学位、できれば修士博士を取りましょう。能力が足りない人は、とりあえず通ってれば学位くれる微妙な大学でもいいでしょう。

英語は、一旦USに渡ってしまえばいやでも使うのであまり関係ありませんが、駐在や転籍を目指すなら、小手先のテクニックでTOEICの点をあげたりしておきましょう。小手先だけで300点は上がると思います。本気で才能ない人でも100点は上がると思います。なら、あげましょう。

ジョブセキュリティは積めるだけ積みましょう。こいつがいないと困ると思わせるのは意外と簡単です。普通の人はそれを避ける傾向があるので。積みすぎると身動き取れなくなって吐き気がしてきます。気をつけましょう。こいつは首にできないとおもってくれるひとを社内に増やすこと、いざとなったら雇ってやろうと思ってくれる人を社外に増やすこと。

コネとジョブセキュリティは大体同じ話です。人は、あなたが同窓とか、同じ血液型とか、あなたが頑張って焼きそばを焼いたとか、ホームパーティーで美味しい焼きそばを食べさせたとか、そういう理由ではあなたを守りません。あなたがいないとその人にとって不利益になる、その一点で守ってくれます。

2.働き方

自分が一番技術力が低い環境で働きましょう。これは、ジョブセキュリティの話と矛盾するように思えるかもしれませんが、技術力以外でジョブセキュリティは保てます。自分がチームで一番できる人でいると、技術を磨くのに、自分で勉強したり、社外の勉強会に行ったりしないといけません。それは大変です。自分よりはるかにできる人に囲まれて、なんとかついて行ってるうちに自然に技術力がアップするのが理想です。採用面接では、自分よりコードが書けない人は落としましょう。若者は、若さから学べる場合があるのでその限りではありません。

自分の限界の60%くらいで働きましょう。100%出そうとすると大変です。もし実力がついてしまって50%で大丈夫になったら、環境を変えましょう。もし70%常時出さないといけなくなったら、しょうがないので実力をあげましょう。

楽して働けるようになる目的以外で、残業や休日の勉強をするのはやめましょう。休みの日は、漫画や映画やFBの感動記事を読んで、自分より才能のある人を見て感動しましょう。が、彼らはあなたではありません。

3. うまくいかないときは

うまくいかないときは、ちゃぶ台を返すか、土俵を変えるしかありません。後者の方がエネルギーが少なくて済みます。自分が移動しなくても、土俵を変えることは可能です。俗に言う、ゲームのルールを変えるというやつです。

でも、本当に移動が必要になったら、一番活気があって、一番景気がいいところに行きましょう。今ならアメリカ、ビッグデータです。5年後には違うでしょう。そのときのベストをミーハーに選びましょう。

最後に、人のせいにしてはいけません。その結果は、日本政府のせいでも、アホな上司のせいでも、IT業界の構造上の問題でも、このブログのせいでも、ましてやあなたのせいでもありません。単に運が無かったと思って、次の機会を待ちましょう。

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