【ソウル聯合ニュース】韓国統一部は16日、朝鮮戦争などで生き別れになった離散家族の再会行事の日程と名簿が最終決定したと発表した。
行事は20~26日に北朝鮮の金剛山で開催される。20~22日の1回目には北朝鮮側の96家族が韓国側家族と対面し、24~26日の2回目には韓国側の90家族が北朝鮮側の家族と会う。再会行事に参加する韓国側の人数は家族と支援員、取材陣を合わせて938人で、このうち離散家族は1回目が394人、2回目が255人となっている。
離散家族は行事期間中、団体対面、夕食会、個別対面、昼食会、団体対面、最終対面の順に6回、それぞれ2時間ずつ合計12時間対面する。最終対面時間はこれまでの1時間から2時間に増えた。
統一部関係者は「これまで対面回数と時間を増やすように要請を続けていたが、北側が応じなかった。今回は最後のお別れの対面時間だけでも増やそうというわれわれの要請を北側が受け入れ、これまでの1時間から2時間に増えた」と説明した。
行事を主管する大韓赤十字社の関係者ら14人の先発隊は15日に訪朝し、北朝鮮側と協議を進めてきた。日程と名簿以外の行事進行に関する事項については協議を続けていく予定という。