【ソウル聯合ニュース】韓国空軍のF15K戦闘機に搭載される長距離空対地ミサイル「タウルス」が、20日から25日まで京畿道・城南のソウル空港(軍用空港)で開催される「ソウル国際航空宇宙・防衛産業展示会」(ソウルADEX2015)で公開される。同ミサイルを製造する「タウルス・システムズ」が16日、明らかにした。
タウルスは低空飛行が可能でステルス機能を備えている。
ドイツが運用する同ミサイルは韓国が2013年11月に契約を締結し、アジアで初めて導入する。
北朝鮮の核兵器やミサイル基地を探知、追跡、破壊する「キルチェーン」の中核戦力の一つになる。
射程が500キロ以上と韓国軍が保有する空対地巡航ミサイルの中で最も長く、北朝鮮全域を射程に収める。
超低空高度(30~40メートル)で音速に近いマッハ0.9の速度で飛行し、北朝鮮の地下バンカーも破壊できる。