朴槿恵(パク・クンヘ)大統領は14日(現地時間)、米国ワシントンに隣接するメリーランド州の米航空宇宙局(NASA)ゴダード宇宙飛行センターを訪問し、宇宙開発に多大な関心を示した。父の故・朴正熙(パク・チョンヒ)元大統領以来、韓国の大統領として50年ぶりに同センターを訪問した朴大統領は、普段から気になっていたことをできるだけ多く尋ねようとしたようだ。
西江大学で電子工学を専攻した朴大統領は、これまで宇宙関連の技術開発にも多くの関心を示してきた。朴大統領はセンター関係者に「韓国と米国が宇宙の平和的な開発に向けて協力する場合、どのような分野で相乗効果が期待できるか」「宇宙関連技術を利用した新たな産業は難易度もリスクも高く、また企業の積極的な参加も重要だが、どのような戦略を持っているのか」などと質問した。
朴大統領は「韓国における宇宙開発の歴史は短いが、これまで積み上げてきた技術に基づいて2020年までに独自のロケットを開発し、無人の月探査を計画している」と明らかにした。