二階堂勇、上地一姫、福井悠介
2015年10月16日06時20分
防衛省は15日、米空軍横田基地(東京都福生市など)に配備予定の新型輸送機オスプレイCV22が、青森、沖縄など国内4カ所と国外2カ所の計6カ所で訓練すると公表した。夜間・低空飛行訓練や射撃訓練などを予定しているとみられるが、訓練地の詳細な位置や飛行ルート、飛行回数は明らかにしていない。
米空軍は、オスプレイを2017年から21年にかけて横田基地に計10機配備する。防衛省は14日、米空軍による環境影響評価の関連文書を関係自治体に説明。15日にはホームページで公開した。
文書は、訓練場所として、三沢対地射爆撃場(青森県)▽群馬・新潟・長野3県の周辺空域▽陸上自衛隊東富士演習場(静岡県)▽沖縄県の訓練場▽グアム・アンダーセン空軍基地▽韓国の射撃場――を挙げた。「沖縄県の訓練場」について、防衛省は「具体的にどこかはわからない」と場所を明らかにしていない。また、飛行ルートや飛行回数についても具体的に示していない。
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朝日新聞社会部
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