かつてサラリーマンの象徴だった男性の髪形「七三分け」。高度成長期などはきれいに分け目をつけ仕事に励んだものだ。ところが最近は、スーツやワイシャツに身を包んでも、そんな髪形は見かけることが少なくなった。ビジネスのまち大阪・本町付近で、目視で100人を確認したところ、きちんと分け目がついた七三分けに見えたのは4人しかいなかった。短髪だったり、前髪を降ろしていたり、あるいは横分けにしていても分け目がはっきりしなかったり…。働く男たちのヘアスタイルに何が起きているのか。(張英壽)
大阪市中央区本町界隈。大阪の経済力が落ちたとはいえ、大企業の本社や事業所、金融機関が林立する大阪を代表するビジネス街だ。
ある日の夕刻。ワイシャツ姿で歩くサラリーマンと思われる男性100人の髪形を目視で確認してみた。見えにくい人もいたが、わかる範囲でチェックした。
その結果、六四分けの人もいたが、はっきりと分け目がついた「七三分け」に見えたのは4人しかいなかった。いずれも白髪まじりで、高齢とみられる。
そのほかの人は、分け目がない短髪▽前髪をおろしたスタイル▽オールバック▽分け目がはっきりしない真ん中分け▽分け目がはっきりしない横分け−などだった。戦後や高度成長期には当たり前だった整髪料で表面を光らせた髪形はあまり見られなかった。
本町のまちを行く人たちに聞いてみた。
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