【ソウル聯合ニュース】韓国統一部の洪容杓(ホン・ヨンピョ)長官は8日、国会外交統一委員会の国政監査で、8月25日の北朝鮮との高官協議で関係改善に向けた当局会談を行うことで合意したことについて、「現段階で進展はない」と明らかにした。
洪長官は「会談のモメンタム(勢い)は維持していくというのが政府の基本的な立場」と表明。北朝鮮との水面下での協議を行う意思があるかどうかを問う質問に対しては、「考えていない」との姿勢を示した。ただ、民間交流では「進展が見られている」と述べた。
北朝鮮が人工衛星名目の長距離弾道ミサイルを発射する可能性については、「現在としては(朝鮮労働党創建70年の)10日前に発射する可能性は極めて低い」との見方を示した。