井上恵一朗
2015年10月9日09時06分
独り暮らしで身寄りがなく、蓄えもない。そんな人が亡くなった時、「万事(よろずごと)」を請け負う葬儀会社がある。遺体の搬送、火葬、納骨……。行政機関に頼りにされ、警察や病院などを駆け回る。引き取り手のない遺体の「お迎え」と「お見送り」に同行した。
■引き取り手なく、1カ月安置
「お迎えに行きます」。東京都中野区の葬儀社「富士の華(はな)」の栗岡慶さん(41)が黒いワゴン車に乗り込んだ。
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朝日新聞社会部
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