リンクの長押しでURLをバックグラウンドの新規タブに開くFirefox拡張「QuickTab」

　「QuickTab」は、リンクを長押しして当該URLを新規タブで開けるようにする「Firefox」用の拡張機能。「Firefox」v38.0a1以降に対応する拡張機能で、編集部にてWindows 10上の「Firefox」v41.0.1で動作を確認した。“Add-ons for Firefox”から無償でダウンロードできる。

　本拡張機能を利用すると、リンクを1.2秒間長押しするだけで、そのリンクを新規タブとして開くことが可能。新規タブはバックグラウンドで開かれるので、今開いているタブの閲覧の妨げにはならない。気になったリンクがあれば、この機能でバンバン開いて、あとでチェックするようにすれば効率がよい。

　リンクをバックグラウンドの新規タブで表示するには、「Firefox」標準でもページの右クリックメニューから［新規タブで開く］項目を選択したり、［Ctrl］キーを押しながらリンクをクリックしたり、マウスの中ボタンでリンクをクリックするといった手段が用意されている。しかし、キーボードへ手をのばすのがめんどくさい場合や、何らかの理由でマウスの中ボタンや右クリックメニューが利用しづらい場合には役立つだろう。

　なにより、リンク上でマウスボタンを押し下げると新規タブで開くことを表すアイコンが現れ、丸いインジケーターでタブが開かれるまでの時間を示してくれるのがカッコいい。視覚的にも機能がわかりやすいので、導入する価値はありそうだ。