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2015年 10月 8日(木)

アイテム管理・編集機能を強化したCMSの最新版 Movable Type 6.2 をリリース

本日より、Movable Type 6.2 の出荷を開始します。すでに Movable Type 6 のライセンスをお持ちの方は、無償で Movable Type 6.2 にアップグレードいただけます。

Movable Type 6 のライセンスをお持ちでない方は、ライセンスご案内ページからご購入ください。

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アイテム管理・編集機能が強化された Movable Type 6.2

Movable Type 6.2 は、画像などのアイテムの管理・編集機能が一層強化され、システム担当者がより管理しやすく、更新担当者がより編集作業を行いやすいCMSに進化しました。

アイテム管理・編集機能に関する新機能
◆ ドラッグ&ドロップによるアイテムのマルチアップロードが可能に

複数のファイルを一括してアップロードできるようになりました。ドラッグ&ドロップにも対応しています。また、アップロードしたアイテムは、その場で名前・説明・タグの編集が行えます。

◆ トリミングやGPS/EXIF情報除去などが可能なイメージエディタを搭載

Movable Type で管理している画像を編集できるイメージエディタを搭載しました。回転・リサイズ・トリミングなどの画像編集や、GPSロケーションや撮影時間などの EXIF・メタデータの削除が可能です。

◆ 日本語ファイル名の自動変換をサポート

日本語を含むファイルがアップロードされたときに、ランダムな半角英数字に自動的に変換する機能を追加しました。これにより、文字化けなどの問題の発生を防止できます。

◆ アップロード先やファイル名の自動変換などの初期値を設定可能に

ファイルのアップロード先やファイル名の自動変換について、デフォルト値が設定できるようになりました。アップロード先については、アップロード実行時にパスの変更を許可しない設定もできるため、管理者が定めたアップロード先を一元管理することも可能です。

  • アップロード先パスの指定(年・月・日単位/ユーザー単位)
  • 日本語ファイル名の自動変換有無
  • 同一ファイル名が存在するときの動作(名前を変えてアップロード/上書き/キャンセル)
  • 画像の向きの自動変換有無
◆ アップロードされた画像・サムネイル画像の品質を指定可能に

画像がアップロードされたときに、元画像、サムネイル画像の両方について、事前に設定した画像品質に自動的に調整する機能を追加しました。管理者による画像ファイルサイズのコントロールが可能になります。

◆ ファイルの存在有無でアイテム一覧をフィルターできるように

アイテム一覧のフィルタ条件に「ファイルの存在の有無」を追加しました。

mt62-screenshot.png

Data API のセキュリティ向上

セキュリティの向上のため、Data API の認証方法をユーザーの「ログインパスワード」から「Webサービスパスワード」に変更しました。また、listEntries など、リスト取得用エンドポイントの絞り込み条件に日付を追加しました。

クラウド版、Movable Type Advanced のサーバー配信機能を改善

Movable Type クラウド版Movable Type Advanced でのみ提供しているサーバー配信機能について、以下の改善を行いました。

◆ 即時配信ですべてのファイルを対象として再実行が可能

即時配信を実行する際に、前回の配信結果との差分を配信するのではなく、もう一度すべてのファイルとディレクトリを対象として実行できるようになりました。

◆ 二重起動を抑制

同一設定のサーバー配信が既に実行されている場合、二重起動が抑制されるようになり、サーバー配信の安定性がより向上しました。

そのほかの細かな改善や、環境変数およびテンプレートタグの追加などの詳細につきましては、リリースノートをご参照ください

Movable Type 6.2 の入手方法

Movable Type 6 のライセンスをお持ちでない方
ライセンスご案内ページからご購入ください。
Movable Type 6 のライセンスをお持ちの方、Movable Type Advanced をご利用の方
シックス・アパート ユーザーサイトからダウンロードいただけます。
Movable Type クラウド版をご利用の方
既にメンテナンスを実施し、アップデートが完了しています。
Movable Type for AWS をご利用の方
Movable Type for AWS バージョン 6.0.4 以降を AWS Marketplace から新しくインスタンス化している場合は、yum コマンドを利用したアップデートが利用可能です(AWS Marketplace で提供中のパッケージは現在申請中のため、近日中に更新予定です)。
アップデートの詳しい手順については、以下のページをご覧ください。
個人無償版をご利用の方
個人無償版ダウンロードフォームより再度お申し込みいただき、改めてECバイヤーズよりダウンロードしてご利用ください。

より使いやすくなった Movable Type をぜひご体験ください。無料トライアルも可能です。詳細は、製品サイトをご覧ください。

Movable Type 製品サイト

クラウド版なら無料でバージョンアップとデータ移行が可能です

古いバージョンからのバージョンアップや、データの移行作業は簡単とは言えません。そんな場合はぜひ、「無料引っ越しサービス」をご利用ください。

Movable Type クラウド版 では、アップデートも自動で提供されるため、自社サーバーやレンタルサーバーにインストールして利用するソフトウェア版とは異なり、常に最新版の Movable Type をご利用いただけます。セキュリティ対策などもあわせて実施しますので、お客様がソフトウェアやOSのアップデート作業を実施する必要がなく、最小限の手間で、最新で安全な環境でのウェブサイト管理が可能です。

安心・快適なウェブサイト管理が可能な Movable Type クラウド版を、ぜひご利用ください。

クラウド版 無料引っ越しサービスのご案内

Maki Sawa   11:00

Movable Type ソフトウェア版は無料トライアルが可能です。
ライセンスの購入、クラウド版の申し込みは、製品購入からお進みください。

ドキュメントやユーザー向けの情報はこちら

Movable Type のくわしい使い方や、タグリファレンス、開発者向けのドキュメントなどは、MovableType.jp で公開しています。プラグインやテーマは、プラグインディレクトリをご覧ください。