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第3次安倍改造内閣 与野党は
10月7日 19時37分

第3次安倍改造内閣 与野党は
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第3次安倍改造内閣が正式に発足しました。与野党の反応をまとめました。

自民党 谷垣幹事長

自民党の谷垣幹事長は、記者会見で、「基本は、今まで安定してやってきた基本的な骨格は残していくということだろうと思う。ただ、新陳代謝がないと緩みが生じるということもあるので、清新な人材も取り込み、次世代に、どういう人たちが育つかということも見えるようにする必要がある。組閣もそういう方針で行われると思う」と述べました。

公明党 山口代表

公明党の山口代表は、記者団に対し、「安倍総理大臣からは、『アベノミクス第2ステージを目指すため、内閣改造を行って、継続性を重んじるとともに、新しい推進力を得て、ともにしっかりやっていきたい』と言われた。われわれ与党としても、しっかり支えて国民の期待に応えていきたい」と述べました。
そのうえで、山口代表は、党の石井政務調査会長が国土交通大臣に起用されたことについて、「石井氏は政策面で安定感のある役割を果たしてきた。公明党の将来を考えたときに、そうした世代を中心に、新たな活力を見出していくためその先頭ランナーとして頑張ってほしいという希望を込めて起用してもらった」と述べました。

民主党 枝野幹事長

民主党の枝野幹事長は、記者会見で、「何が変わって、何をしようとしているのか、意味不明で、論評に値するようなことではないというのが感想だ」と述べました。

維新の党 松野代表

維新の党の松野代表は、国会内で記者団に対し、「河野太郎氏が行政改革担当大臣になられ、非常に期待している。われわれも、身を切る改革を訴えており、税金のむだづかいや、天下りの問題を追及していきたいと思うので、しっかりやっていただけるものと期待している。また、国会を早期に開いて、この布陣で何をやるのかをチェックする機会も与えてもらいたい。野党としては、改革勢力を結集して、1強多弱の状況を脱しなければならない」と述べました。

共産党 山下書記局長

共産党の山下書記局長は、党本部で記者団に対し、「全く新味のない顔ぶれだ。そもそも、『戦争法』を強行して、立憲主義と民主主義を踏みにじった安倍政権に求められているのは、改造ではなく退陣だ。われわれは、安倍政権打倒の戦いを、国民と一緒に、一層発展させ、安倍政権に代わる、『戦争法廃止』の国民連合政府を実現するために、誠実に、真剣に努力したい」と述べました。

社民党 吉田党首

社民党の吉田党首は大分県庁で記者会見し、「新鮮味のないお友達、論功行賞内閣だ。先の国会で『戦争法』である安全保障関連法や、労働法制の改悪である改正労働者派遣法に関わった主要閣僚が留任しており、憲法破壊、国民生活破壊の内閣が継続しているといわざるをえない。安倍内閣の退陣を強く求めていきたい」と述べました。

次世代の党 和田幹事長

次世代の党の和田幹事長は、国会内で記者団に対し、「実務型の内閣であり、評価したいと思う。デフレからの脱却や経済成長路線の構築については、安倍政権とわが党は連携できる部分が多いと思っているので、確固たるものになるように、わが党としても、しっかりとサポートし、さまざまな具体的な提案をしていきたい」と述べました。

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