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原子力規制委員長 福島で市町村長と意見交換へ10月7日 17時28分
原子力規制委員会の田中俊一委員長は、今月、福島県を訪れ、福島第一原発の廃炉の状況や周辺地域が抱える課題について、市町村長らと意見を交わすことになりました。
これは、7日開かれた原子力規制委員会の定例会合で田中俊一委員長が明らかにしました。
それによりますと、田中委員長は今月中に福島県を2回から3回訪れて、原発事故の避難指示が続く、または一時出されていた地域がある自治体にいわき市と伊達市を加えた14の市町村の長と、1人ずつ面会するということです。
そして、福島第一原発の廃炉作業や汚染水対策の状況と、規制委員会が示している住民の被ばく線量の管理の考え方を説明したうえで、市町村長からは住民が抱えている不安や要望など今どのような問題があるかを聞き取り、意見を交わすことにしています。
田中委員長が出身地の福島県を訪れて自治体の長と意見を交わすのは、就任後初めてだということです。
会見で田中委員長は、「被ばくの問題だけでなく、さまざまな不安やストレス、怒りがあると思う。首長から話を聞き、可能なかぎり受け止めたうえで、関係省庁の取り組みに反映させたい」と話していました。
面会は各自治体との調整がつきしだい、早ければ来週から始めるということです。
それによりますと、田中委員長は今月中に福島県を2回から3回訪れて、原発事故の避難指示が続く、または一時出されていた地域がある自治体にいわき市と伊達市を加えた14の市町村の長と、1人ずつ面会するということです。
そして、福島第一原発の廃炉作業や汚染水対策の状況と、規制委員会が示している住民の被ばく線量の管理の考え方を説明したうえで、市町村長からは住民が抱えている不安や要望など今どのような問題があるかを聞き取り、意見を交わすことにしています。
田中委員長が出身地の福島県を訪れて自治体の長と意見を交わすのは、就任後初めてだということです。
会見で田中委員長は、「被ばくの問題だけでなく、さまざまな不安やストレス、怒りがあると思う。首長から話を聞き、可能なかぎり受け止めたうえで、関係省庁の取り組みに反映させたい」と話していました。
面会は各自治体との調整がつきしだい、早ければ来週から始めるということです。