Intel HD Graphics 4000 GPUを搭載したMac mini (Late 2012)はメモリを増設し、OSをアップデートすることで割当てられるVRAMが最大3倍になるそうです。詳細は以下から。


Mac-mini-Late-2012

 昨日、Intel HD Graphics 4000 GPU搭載のMacをOS X 10.11 El CapitanにアップデートするとVRAMの割り当て分が増加という記事を公開しましたが、ラスベガスでMac miniのホスティングサービスを運営している”Mac mini Colocation”のBrian Stuckiさんによると、このGPUを搭載しているMac miniはメモリを増設およびOSをアップデートすることでVRAMの割当てが512MBから最大1536MBに増加するそうです(関連ツイート[1, 2, 3, 4])。



 Mac mini (Late 2012)はデフォルトでOS X 10.8 Mountain Lionがインストールされ4GBのDDR3 RAMを搭載していますが、RAMを16GBへ増設することでVRAMが768MBに、Mavericksへアップデートすることで1024MBへ増加するそうです。


ML-to-El-Capitan-VRAM

 度々悪いと思いながらも確認していただいたところ、上図のようにVRAMが増加しており、Mac mini Colocationの情報と照らし合わせると


  1. メモリ(RAM)が4GBの場合、VRAMは512MB
  2. メモリを16GBに増設するとVRAMが768MBに
  3. メモリ16GBのmini (Late 2012)をMavericksへアップデートするとVRAMが1024MBに
  4. メモリ16GBのmini (Late 2012)をEl CapitanへアップデートするとVRAMが1536MBに

というようにRAMがVRAMに割当てられるようです。


 Intel HD Graphics 4000を搭載したMacはMac miniを除くとMacBookシリーズしか無いため、メモリを増設しVRAMが増設するのはMac miniだけだと思われますが、これにより画面共有のパフォーマンスが上昇するようなので、Mac mini (Late 2012)ユーザーの方は確認してみてください(4または8GBのままEl CapitanにアップデートするとVRAMがどうなるかは不明)。


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