【ソウル聯合ニュース】日本の博物館・美術館のキュレーター(学芸員)が韓国の美術を学ぶため、広報外交を担う韓国国際交流財団の招きで来韓した。
同財団は5日から10日にかけ東京国立博物館や大阪市立東洋陶磁美術館などのキュレーター11人を招き、「韓国美術の伝統、現代そして日常の再発見」をテーマにワークショップを開催している。
参加者は「高麗仏画にみる韓国の仏教美術」「韓国現代美術の国際化とビエンナーレ」などの特別講義を受けるほか、ソウル近郊・京畿道果川市の国立現代美術館、中部・忠清南道公州市にある百済の代表的な遺跡、宋山里古墳群などを訪問する。
同財団の関係者は「韓日国交正常化50周年を迎え、日本のキュレーターが韓国美術を深く理解し、韓日の美術交流が活性化するよう支援していきたい」と話している。