不正発覚のVW新規登録台数 前月比7.8%減=韓国

【ソウル聯合ニュース】韓国輸入自動車協会(KAIDA)は6日、9月の輸入車の新規登録台数は2万381台で前月比12.0%増加したと発表した。

 ただ、排ガス規制を逃れるためディーゼル車に不正なソフトウエアを搭載していたことが発覚した独フォルクスワーゲン(VW)の9月の新規登録台数は、前月(3145台)に比べ7.8%減少し2901台となった。VWグループのアウディも前月より134台少ない661台に減少した。

 輸入車全体の新規登録台数は6月に2万4274台と月間最高を記録したが、7月には2万707台、8月は1万8200台と減少傾向にあった。

 1~9月の累計登録台数は前年同期比22.8%増の17万9120台となった。

 KAIDAは「9月の輸入車市場は、一部のブランドの新車発売効果や個別消費税引き下げなどが後押しし前月比で増加した」と説明した。

 自動車業界関係者は「VWの排ガス不正問題は9月末に広まったため、10月の販売台数が注目される」と話した。

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