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フォルクスワーゲン会長 投資計画再検討表明10月7日 4時01分
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フォルクスワーゲンのミュラー会長は、ディーゼル車に不正なソフトウエアを搭載していた問題について、財務などへの影響が見通せないとして、すべての投資計画を再検討する考えを示しました。
この問題は、フォルクスワーゲンが排ガス規制を逃れるため、ディーゼル車に試験のときだけ有害物質の排出を低く抑える不正なソフトウエアを搭載していたもので、不正の対象となった車両は世界で1100万台に上るとされています。
フォルクスワーゲンによりますと、ミュラー会長は6日、北部ウォルフスブルクにある本社で開かれた社員総会で演説し、「技術面での解決は視野に入ってきたが、会社の財務などに与える影響は、まだ見通せない」と述べました。
そのうえで「すべての投資計画を再検討している。すぐに必要がないものは中止するか延期することになる」と述べ、2019年までの5年間に、新技術の開発などに総額856億ユーロ(日本円でおよそ11兆5000億円)を投資する計画も見直す考えを示しました。
一方、ミュラー会長は、不正の対象となった車両について、「ソフトウエアの修正で済むものもあれば、車両自体の改修が必要になるものもある」と述べ、近く、各国の運輸当局などに対応策を提示し、承認を得ていく考えを示しました。
フォルクスワーゲンによりますと、ミュラー会長は6日、北部ウォルフスブルクにある本社で開かれた社員総会で演説し、「技術面での解決は視野に入ってきたが、会社の財務などに与える影響は、まだ見通せない」と述べました。
そのうえで「すべての投資計画を再検討している。すぐに必要がないものは中止するか延期することになる」と述べ、2019年までの5年間に、新技術の開発などに総額856億ユーロ(日本円でおよそ11兆5000億円)を投資する計画も見直す考えを示しました。
一方、ミュラー会長は、不正の対象となった車両について、「ソフトウエアの修正で済むものもあれば、車両自体の改修が必要になるものもある」と述べ、近く、各国の運輸当局などに対応策を提示し、承認を得ていく考えを示しました。