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米大統領 TPP 議会承認へ説明尽くす10月7日 8時55分
TPP=環太平洋パートナーシップ協定の交渉が大筋合意に達したことを受けて、アメリカのオバマ大統領は、日本で牛肉の関税が引き下げられることなどの成果を強調したうえで、TPPの発効に向けてアメリカ議会で承認されるよう、説明を尽くす考えを示しました。
アメリカのオバマ大統領は6日、農務省を訪れ、農業団体の代表や企業経営者らと会合を開き、大筋合意したTPP交渉を巡って意見を交わしました。
このあと、オバマ大統領は記者団に対して、日本がアメリカの牛肉に現在は38.5%の関税をかけていることなどに触れ、「この合意の下、関税は引き下げられる。われわれは障壁を打ち破る」と述べ、成果を強調しました。
また、「この合意の下、中国のような国よりも、むしろわれわれが世界経済のルールを作る」と訴えました。
そのうえで、「大きく前進したが、長い手続きが待っている。しかし、私は最終的に成し遂げられると自信を持っている」と述べ、TPPの発効に向けてアメリカ議会で合意内容が承認されるよう、説明を尽くしていく考えを示しました。
TPPの大筋合意を巡って、アメリカ議会では、与野党双方から合意内容を慎重に審議する必要があるという意見が出ていて、TPPの発効に向けて、今後、議会の承認を得られるかどうかが課題となっています。
このあと、オバマ大統領は記者団に対して、日本がアメリカの牛肉に現在は38.5%の関税をかけていることなどに触れ、「この合意の下、関税は引き下げられる。われわれは障壁を打ち破る」と述べ、成果を強調しました。
また、「この合意の下、中国のような国よりも、むしろわれわれが世界経済のルールを作る」と訴えました。
そのうえで、「大きく前進したが、長い手続きが待っている。しかし、私は最終的に成し遂げられると自信を持っている」と述べ、TPPの発効に向けてアメリカ議会で合意内容が承認されるよう、説明を尽くしていく考えを示しました。
TPPの大筋合意を巡って、アメリカ議会では、与野党双方から合意内容を慎重に審議する必要があるという意見が出ていて、TPPの発効に向けて、今後、議会の承認を得られるかどうかが課題となっています。