健康に悪影響を及ぼす生活習慣として、よくタバコがやり玉に挙げられる。
確かに、喫煙はがんや心臓病のリスク要因。しかし、何気ない日常習慣の中にも、タバコに負けず劣らず大きな健康ダメージ要因となるものがある。
以下の習慣があるという人は、要注意だ。
1. 座りっぱなし
長時間座っていることが多い人では、心臓病や糖尿病、がん、うつなどのリスクが高いことが最近の研究で明らかになっている。
「デスクワークが多い職業だけど週に数回ジムに通っているから大丈夫!」というものではなく、毎日少しずつでも体を動かすのが大事なのだとか。
ウィークデーはデスクワーク、週末はカウチポテト、どこへ行くにも車で移動、というパターンは避けたい。
2. ジュース類をよく飲む
炭酸飲料やフルーツジュース、清涼飲料水などには多くの糖分が含まれる。
太っていなくても、過剰な糖分摂取は糖尿病や循環器系疾患のリスク要因になる。最近ではメンタル面への悪影響も指摘されている。
3 慢性的な睡眠不足
睡眠不足は、高血圧や心臓発作、卒中、肥満などの原因になり、一説には喫煙と同じくらいの死亡率ともいわれている。
また、睡眠が十分にとれていない人では、悪性腫瘍の成長スピードが速いとの報告もある。
4. ガスストーブを使った調理
料理にガスストーブを使うのはNG。というのも、一酸化炭素、二酸化窒素、ホルムアルデヒドが発生するから。
専門誌「Environmental Health Perspectives」に発表された論文によると、ガスストーブを使う家では、これらの物質が安全基準を超えていることが多いのだとか。
5. 肉の食べ過ぎ
動物性たんぱく質には、がん細胞の成長を促す成長ホルモンIGF-1が多く含まれている。
南カリフォルニア大学の研究で、動物性たんぱく質をたくさん摂る人は、そうでない人に比べがんで死亡するリスクが4倍にはね上がることが明らかに。
6. 鎮痛剤の常用
頭痛や歯痛、腰痛、生理痛とさまざま痛みを抑えるのに有効な鎮痛剤。しかし日常的に多量を使用するのは禁物だ。
潰瘍や消化管からの出血、高血圧、心臓発作を招く恐れがある。
出典元:6 Daily Habits That Are As Bad For You As Smoking- Prevention(9/29)
出典元:5 Unhealthy Habits That Are Just as Bad as Smoking- Bustle(12/20 2014)
出典元:10 Bad Habits and the Best Ways to Quit Them- Reader's Digest