庄司真美 - PR,こころ,アイデア発想術,メンタル,モチベーション,仕事術,働き方,時間管理,生活,生産性向上 11:00 AM
日常で「くつろぎ」を確保するビジネスマンは発想力があるという事実
仕事が忙しいのはよくあることですが、プライベートまで慌ただしく過ごしていませんか?
日々の中にくつろぐ時間がないと、生活にさまざまな歪みが出てきます。ストレスが解消されないだけでなく、心身の疲れを持ち越し、翌日からの仕事の生産効率が下がるといった影響も考えられるでしょう。
アクティブに活動し、毎日を充実させることは悪いことではありません。しかし、あえて目的を設けず、ゆっくり過ごす「くつろぎ」の時間を確保することも、ビジネスマンにとって必要な習慣なのです。
また、「くつろぎ」の恩恵はリフレッシュに限りません。ビジネスに重要な「ひらめき」は、ベッドでまどろんでいる時間やトイレの中といった、仕事とはまったく無関係な日常で生まれることが多いのです。
たとえば、日常でシャワーを浴びているとき、または散歩しているとき、オフィスではまったく浮かばなかった名案が降りてきた経験はないでしょうか?
これは、脳科学や心理学において、「デフォルト・モード・ネットワーク(DMN)」と呼ばれるものです。何も考えずにぼんやりしているときこそ、自分の内面に意識が向いて、瞑想に近い状態となり、内省しやすくなるのです。
過去記事「何か思いつくのは決まってシャワーの中。これって別の時にできないの?」にもあるように、デフォルト・モード・ネットワークの状態をつくるには、3つの条件があります。
- 何も考えない時間をつくる
- リラックスする
- 気分転換をする
たとえば、シャワータイムを例にとると、洗顔、シャンプー、からだを洗う...といった行動はルーティン化しがちで、「何も考えていない」状態になりやすいのです。また、からだが温まることで心身がリラックスできます。そのうえで、脳内物質セロトニンが分泌され、いい気分になり、気分転換できるのです。
つまり、もっともリラックスしやすいプライベートな時間に「くつろぎ」の時間を確保することが、「ひらめき」のカギとなります。
それでは、「ひらめき」を創出しやすい状態をつくるために、自宅で手軽にできるおすすめの「くつろぎ」法をご紹介します。
瞑想する
スティーブ・ジョブズやビル・ゲイツなどが取り入れていたことでも知られている瞑想。なぜ偉大な成功者たちが実践していたのでしょう。過去記事「瞑想って本当にいいの? 脳の中で何がおきているのか究明してみた」でも紹介したように、集中力を上げるなど、ビジネスでも役立つさまざまなメリットがあるからです。
また、瞑想するとクリエイティブな発想力がアップすることが、オランダのライデン大学の調査で実証されています。朝や就寝前などに、1日に1度、瞑想タイムを設けるのがおすすめです。イスでも床でもどちらでも楽なスタイルで座り、静かに目を閉じ、呼吸に意識を向けましょう。時間の目安は15~30分と諸説ありますが、時間がなければ3分でもOK。自分がリラックスできる時間をいろいろ試してみてください。
短時間の仮眠をとる
仕事が過密スケジュールのときは、たいてい睡眠不足に陥りがちです。そんなとき、うたた寝のつもりで思いっきり長時間寝てしまうと、今度は睡眠のリズムが崩れて、夜に眠れなくなってしまいます。
たとえば、帰宅後、徹夜覚悟で仕事をする必要がある場合におすすめなのは、短時間の仮眠をとること。効果的なのは、30分と時間を限定した仮眠です。時間やタイミングによっては、あまり寝た気がしないかもしれません。でも、寝ながらまどろんでいるときこそ、上述したデフォルト・モード・ネットワークの状態になる3つの条件を満たし、ひらめきが生まれやすいのです。
また、アインシュタインやダリといった天才たちは、1分未満の一瞬の仮眠を取り入れ、ひらめきを得ていたそうです。
適度なアルコールをとる
私のように、家での一杯を楽しみに仕事を終えて帰宅する人も多いと思います。アルコールには、α波と似たリラックス効果があることが知られています。
くつろぎを得るスタイルは人それぞれですが、在宅勤務の米ライフハッカー編集長ウイットソン・ゴードンがオン&オフを切り替えるために1杯やるように、帰宅後の「くつろぎの儀式」を作るのがてっとり早いでしょう。
「仕事モード」から「くつろぎモード」に変えてくれるお酒には、気軽に飲める味ながらも、香りや炭酸といった刺激が欲しいところ。この冬に限定発売される、サントリー「金麦〈琥珀のくつろぎ〉」を味方につけることをおすすめします。
昨年12月に発売し、多くのファンを獲得した「金麦〈琥珀のくつろぎ〉」。リクエストにお応えして、中味とパッケージをブラッシュアップし、10月20日(火)より限定発売。香ばしい麦の香りが特長のロースト麦芽を一部使用するとともに贅沢長期熟成製法※を採用。"豊かな味わい"と"まろやかな余韻"が愉しめます。※サントリー主要新ジャンルの基準と比べ、熟成期間を約3割長くした製法
芳醇(ほうじゅん)なコクが愉しめる「金麦〈琥珀のくつろぎ〉」は、「くつろぎ」モードになるためのスイッチにふさわしいものです。シャワーを浴びた後、写真集を見たり、音楽を聴いたりしながら飲むことで、気分転換とリラックス効果がより高まるでしょう。
また、アイデア出しやインスピレーションを発揮したいときにも、アルコールの力が役に立つという調査結果があります。軽く酔ってリラックスした状態でモノを考えると、明白なつながりをたどる「前頭葉」ではなく、ユニークな関連づけやひらめきを生む「上側頭回」が活発化するからです。
環境が許すなら、仲間と『金麦〈琥珀のくつろぎ〉』を手に、アイディア出しをしてみるのもよいかもしれませんね。
「くつろぎ」のひとときは、ただ単にリフレッシュできるだけではなく、日々の蓄積からビジネスで役立つ「ひらめき」という結晶を生み出すための、貴重な時間になるでしょう。
慌ただしく月日が過ぎて、気づけば、今年もわずか3カ月足らず。毎日の生活にリフレッシュの儀式を取り入れ、「くつろぎ族」になってみましょう。今なら、「金麦〈琥珀のくつろぎ〉」が当たるキャンペーンも行われています。
(写真/星武志、スタイリング/石川英治、文/庄司真美)
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提供:サントリー