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サイ・ゴダード(3月18日)
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【芸能・社会】ファン大韓声 中島韓無量 「ピンクとグレー」釜山映画祭で公式上映2015年10月3日 紙面から 【釜山=高橋謙太】アイドルグループ・NEWS加藤シゲアキ(28)の原作小説を映画化した「ピンクとグレー」(来年1月9日公開)が2日、韓国・釜山広域市で開催中の「第20回釜山国際映画祭2015」で公式上映され、主演のHey!Say!JUMP中島裕翔(22)や、菅田将暉(22)、行定勲監督(47)が舞台あいさつした。3人は悪天候で現地入りが遅れ、1日のオープニングセレモニーに参加できなかったため、舞台あいさつでは待ちわびた現地のファンを熱狂させた。 映画のタイトルに引っかけて、中島はグレーのジャケット、菅田はピンク色の髪の毛で、公式上映の行われたソヒャンセンターシティーに登場。登場を待ちわびた2人のファンから大歓声が巻き起こった。 当初の予定では、1日午前10時半に成田空港を出発。午後0時45分に釜山入りし、午後6時からのレッドカーペット、映画祭のオープニングセレモニーに出席する予定だった。 しかし、爆弾低気圧の影響で大幅に出発時刻が遅れ、成田を出発できたのは午後4時半。結局、イベントには間に合わなかった。中島によると、「すごい風の影響で大変だったけど、釜山の空港にいたファンの方が笑顔で出迎えてくれた。うれしかった」という。 同作は同映画祭の「A WINDOW ON ASIAN CINEMA(アジアの窓)部門」に正式出品されている。韓国上陸も、飛行機が遅れるのも初めてという中島。記念すべき映画初主演作でのレッドカーペットだったため「踏み締めてみたかった」とかなり残念そうな様子。「次の作品で頑張ってレッドカーペッドを踏みたい」と意気込んだ。 中島は劇中で女優の夏帆(24)と初のベッドシーンにも挑戦。報道陣の取材に「とまどったし、緊張して超疲れた!」と苦笑した。同年代ながら数多くの映画に出演している菅田は「品のあるたたずまい。やっててすごい楽しかった」と中島を絶賛した。 行定監督は「2人とも品があって、若いけど、しっかりプロの仕事をしている。これからの日本の映画界はこういう若い役者がいるので誇れる」と目を細めた。 中島と菅田は公式上映後に登壇。中島はHey!Say!JUMP山田涼介(22)に教わったというハングルでのあいさつに挑戦し、詰めかけた約700人の観客から歓声を浴びた。 観客との質疑応答ではラブシーンに関する質問も。中島は「僕はリップ(クリーム)をたくさん塗って、ベッタベタ。大変でした」とキスシーンの撮影裏話を笑いながら明かした。 観客はほとんどが韓国の女性。日本語で質問する女性がいたり、「カッコイイ〜」と日本語で声援が飛び、現地での2人の人気の高さが証明された格好。感無量の中島は「僕の初主演、初映画をこのように釜山の皆さまに見てもらえるのは貴重な経験です。カムサハムニダ(ありがとうございます)」とハングルであいさつを締めくくった。 ◇NEWS・加藤原作「ピンクとグレー」はKADOKAWAから単行本が2012年1月、角川文庫版が14年2月に発売。現役アイドルの加藤がアイドルを主人公として書き下ろした小説で、累計発行部数は25万部(今年9月現在)のベストセラーに。 映画は、スター俳優の白木蓮吾(中島)が突然亡くなり、それを幼なじみの河田大貴(菅田)が発見する。6通の遺書を手にした大貴。遺書に導かれるようにスターになった大貴は、迷い、苦しみながら蓮吾の死の真相にたどり着く。 PR情報
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