タイトルのママなのですが

夫が毎週ランク王国を録画してみていることが判明しました。

 

彼は 

毎週録画してまで見たいアーティストがいたわけでもなく

お目当のコーナーがあったわけでもなく

司会の女の子をどうしても見たかったわけでもなく

ただ漫然と無性に観たくなりこつこつ録画をしていたとのこと

 

日曜の朝、うきうきとそれを一人で見ている夫

 

わたしの中でランク王国は

大学生とか社会人になりたての、ただれきった生活をしているとき

週末、深夜に一人で帰宅してなんとなくテレビをつけて

だらだらしているうちに見るもの

 

それで、知らない間に寝てしまい

ぼんやりした頭とだんだん薄くなっていく意識の中

「あ〜、メイクを落としてない、でもこのまま寝たい」という

葛藤と戦っている最中に

やる気があるんだからないんだかわからないあの機械じみた

女の子の声で「ちぇ〜きら〜」と部屋の隅でひっそり流れている

というイメージ

 

しかもたいていそういうときに流れているのは

演歌かよくわからないビジュアル系バンドのPV

それでも「メイクをおとさねば」と

必死でおき、ぼけ〜としながらよくわからない演歌歌手のPVを

静まり返った薄暗くちらかった部屋で見ていると

「世界はわたし一人なんじゃないか」

「このまま一生このままなんじゃないか」と

なんとも言えない気持ちになってくるという

 

わたしにとっては、ただれた生活を送っているときに

たまたま偶然、漫然と流れていくテレビ番組...（失礼）

 

夫はそれを録画してみているという衝撃

 

この話を夫にしたところ

「そういう、モラトリアムな気持ちをもう一度味わいたかった」

と口にした

 

 

夫の精神状態が本気で心配になった

もしかして、出産をまえになにか不安になっているんじゃないだろうか

 

早起きして、テレビの前で体操座りをして

録画したランク王国を観ている夫をみて

不安になった日曜日の朝です

 

 

 

一緒に観てみたのですが

今、司会？やってるりほにゃんはかわいいし

レポーターのアヤカちんもかなり体はってます

でも

昔の司会の女の子たちのあのやる気のない感じも嫌いじゃなかった。笑