プレゼンテーションの恐怖に打ち勝とう

プレゼンテーションの恐怖に打ち勝とう

  • ライフハッカー[日本版]
  • 更新日:2015/09/15
No image

Dumb Little Man:ビジネスの中でどんな役割を担っていたとしても、プレゼンテーションを行わねばならないときが来ます。とは言え、ほとんどの人がその日を恐れています。しかし、すばらしいプレゼンテーションができるということは、昇進のチャンスが増えるということに他なりません。

高学歴で専門的な資格を多数持っているような仕事ができる人でさえ、良いプレゼンテーションをする自信がなく尻込みしてしまうことがあります。しかし、プレゼンテーションの訓練にお金を出す前に、以下の、プレゼンテーションをより良く行う方法を確認してみてください。スキルによっては、個人で訓練する方が良い場合があるのです。なぜなら、誰かと一緒に訓練を行っても、プレゼンテーションに対する恐怖をうまく説明できないかもしれないからです。

観衆が大勢であれ、少数であれ、どのような情報を提示するのであれ、以下のヒントを参考にして、プレゼンテーションの恐怖を克服しましょう。

準備を欠かさない

誰からも注意されることなく、集団の前で物怖じせずに報告を行ったり、聴衆を楽しませたりすることができる才能のある人もいます。しかし、大半の人たちはそんなスキルは持ち合わせていないため、前もって準備をすることが必要になります。

時にはプレゼンテーションを行う恐怖から、土壇場になるまで何もできないことがありますが、準備に時間をかけず「一晩にしてできた」などということはまずありません。ですから、前もって資料を丹念にまとめ、何度も目を通し、正確で簡潔な文書を作るようにしましょう。

情報は簡潔にする

たくさんのデータ、図表、画像やグラフを見せる必要はありません。聞き手が圧倒されるだけです。重要なのは、ひとつひとつの情報に気を遣いすぎないこと。あまりに細かいことを気にしすぎると、恐怖に油を注ぐことになります。データや画像に気をとられず、本当に伝えるべきことに集中すれば、うっかり言うべきことを忘れたとしても誰も気付きません。

使用する機器を点検しておく

入念に資料を準備したのに、使用する機器のせいでがっかりすることのないようにしましょう。使い慣れていない部屋でプレゼンテーションを行う場合は、持って行けるものはすべて持って行きましょう。少なくとも、自分のノートパソコンと接続用コードは必須です。そして、すべての機器がきちんと動くかを前もって確認するために、少なくとも1時間前には会場に到着しておきましょう。それができれば、完璧です。後はリラックスしてコーヒーでも飲みながら、資料にもう一度目を通しておくだけで良いのです。

インターネット上のデータをそのまま使いたい場合は、必須の資料ではないようにしておきましょう。そして、ネット接続について前もって確認しておくと完璧です。万が一、途中で接続が不安定になってもパニックに陥らないでください。その部分を除外してプレゼンテーションをすればいいだけのことです。

アイコンタクト

部屋の後ろを見ながら話すと、あまり緊張せずに済むようです。スクリーンや資料に目をやるのもいいでしょう。しかし、聞き手とアイコンタクトをとると、もっとリラックスできるようです。そうすることで聞き手の感心をより引きつけることができ、より熱心にプレゼンテーションを聴いてもらえるようになります。

これまでに聞き手が関心を示さず、何を頼んでもアクションを起こしてくれないような状況でプレゼンテーションをしたことがあるとすれば、それは、やり方が適切ではなかったということになります。

ボディランゲージ

できることなら、胸を張り、頭を上げて、深呼吸し、手だけでも動かしてください。または、立ち位置を移動しながら話しても良いでしょう。そうすることで、主導権を握っているように感じてきますし、たとえそうでなかったとしても、聞き手の注意を引きつけることができます。

小道具

小道具を用意しておくと、緊張を鎮めるの役立つだけでなく、説明の要点を理解してもらう助けにもなります。特に使えそうなものがない場合は、ポインターを用意しておきましょう。

最後に、聞き手を巻き込む

プレゼンテーションの形式にもよりますが、最後のフェーズで意見や質問を求めてください。資料が十分に準備できていれば、彼らの質問を怖がる必要はありません。答えがわからないのなら、わからないと言っても何も問題はありません。後から、その質問をした人に対して詳細な情報を提供すれば良いのです。

プレゼンテーションをするのは、怖いことのように思えるかもしれませんが、心配いりません。練習した分上達するものです。機会があるたびに、過去のプレゼンテーションから学んだことを生かし、改善していってください。完璧にやろうなどと考えず、間違えたことをくよくよ考えないでください。同じ過ちを二度と繰り返さないようにすれば良いのです。プレゼンテーションを楽しんでいる人がいること、そしてあなたもその1人になれるということを忘れないでください。

Overcome Your Fear of Making a Presentation|Dumb Little Man

Michelle Symonds(訳:コニャック
Photo by Shutterstock.

この記事をお届けした
グノシーの最新ニュース情報を、

でも最新ニュース情報をお届けしています。