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[ロンドン 10日 ロイター] - ゴールドマン・サックスは、欧州中央銀行(ECB)の量的緩和策(QE)について、当面の期限としている2016年9月から最大2四半期延長し、3600億ユーロの資産をさらに買い増す公算が大きいとの見解を示した。
数週間以内にも計画の詳細が発表される可能性があるとしている。
ゴールドマンのアナリストはQE延長について「当社では期間は1─2四半期、月額600億ユーロ、総額で最大3600億ユーロのペースで行うと想定している」とした。
買い入れ対象の国債の割合については、現在から2016年末までに、ECBはドイツ発行の国債80━85%、フランスは50%をそれぞれ吸収する見通しとしている。
周辺国国債では、イタリア、スペインの中長期債の総発行額の42━48%をECBが吸収するとの見方を示した。
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