ウリ・シュティーリケ監督(60)=ドイツ=が率いるサッカー韓国代表チームが「レバノン・アウエー・ジンクス」を打ち破った。韓国は8日、レバノンのサイダ(シドン)で行われた2018年ロシア・ワールドカップ(W杯)アジア地区第2次予選第3戦で、ホームチームのレバノンに3-0で勝った。1993年のW杯米国大会予選時、1-0で勝ってから22年ぶりにアウエーでレバノンに勝利したものだ。G組の韓国は3連勝で首位の座を守った。勝ち点は9でクウェートと同じだが、得失点差(+13)がクウェート(+12)を上回っている。
海外組・国内組関係なく、先発出場争いの機会を与えるシュティーリケ監督のチーム運用方式が選手たちを刺激していると評価されている。シュティーリケ監督の下で13人がAマッチデビューを果たした。そのうち11人がKリーグ所属だ。SBS解説者のパク・ムンソン氏は「シュティーリケ監督は選手たちに『私がしてほしい役割をこなせるなら誰にでもチャンスを与える』というメッセージを送っている。まだ代表チームで勝つチャンスがない別のKリーグ選手たちにも良い刺激になるだろう」と語った。