息子3人の殺害を自供、米で女訴追 「夫に愛されない娘守ろうと」
2015年08月20日 11:38 発信地:シカゴ/米国
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【8月20日 AFP】米オハイオ(Ohio)州で、13か月の間に息子3人を次々と殺害したとして、母親の女が殺人罪で訴追された。女は警察の取り調べに対し、犯行を認め、夫が娘ではなく息子たちばかりを可愛がっていたことが理由だったと供述しているという。
ブリタニー・ピルキントン(Brittany Pilkington)容疑者は18日午前3時すぎ、生後3か月の息子が呼吸をしていないと緊急電話の911番に通報した。容疑者の家では、昨年7月に生後3か月の息子が、今年4月6日に4歳の息子が相次いで死亡しており、いずれも仕事から帰った父親に発見されていた。
メディア報道によると、同容疑者は息子たちの顔に毛布を押し当て窒息死させたとされる。同州ローガン(Logan)郡の検察官は、地元紙コロンバス・ディスパッチ(Columbus Dispatch)に対し、「女は、父親からの愛情を息子たちほど受けていない娘を守っているつもりだった」と語っている。
今月に4歳の誕生日を迎える娘と18日に死亡した息子は、死亡した2人目の息子についての警察による捜査のため、一度は当局に保護されていたが、検視当局が2人の息子の死因に不審な点はないと結論付けたことを受け、今週初めに裁判所が帰宅を認めていた。(c)AFP