イスタンブール=春日芳晃
2015年8月20日13時13分
トルコのエルドアン大統領は19日、今年6月の総選挙で少数与党になった公正発展党(AKP)と、野党の連立政権樹立交渉が決裂したことを受けて、「私たちは速やかに選挙へ向かう」と述べ、再度の総選挙を実施する意向を初めて表明した。再選挙は10~11月にも実施される見通しだ。
エルドアン氏は首都アンカラでの会合で発言した。事実上の指導者として影響力を持つAKPが、次期総選挙で単独過半数を回復すると判断したとみられる。
トルコの憲法によると、与党党首が総選挙後の組閣期限までに組閣できなかった場合、大統領は国会議長と相談し、再度の総選挙実施を決定できる。
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朝日新聞国際報道部
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