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 パナソニックは、住宅用のLED照明器具をつくっているインドネシアの工場を10月末までに閉鎖し、日本で売る商品はすべて国内製に切り替える。家電製品の生産を海外に移してきたが、円安が進み、国内販売の採算が悪化しているためだ。

 閉鎖するのはジャワ島西部にある工場で、LED照明器具の8割を日本に出荷している。今後の生産は、国内主力拠点の伊賀工場(三重県)に集約する。残る2割は主にアジア向けで、ジャワ島東部の工場に移す。閉鎖する工場の従業員約600人のうち500人は解雇する方針だ。

 円安が進み、日本の家電メーカーは日本で売る商品の生産を国内に戻し始めている。パナソニックは今回、インドネシアのグループ会社再編に合わせて国内回帰を決めた。