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2015-08-11

ロード・トゥ・UFCジャパン、1回戦最後の試合。4人が出そろう

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※注意

テレビ東京でなく、系列局「BSジャパン」で土曜深夜(日曜未明)に視聴する予定で、いわゆる「ネタバレ」を警戒する人は、ここを含めたネット書き込みにご注意ください。http://www.bs-j.co.jp/official/ufc_japan/



DJ.taikiブログ

http://ameblo.jp/djtaikinanamizuki/entry-12060280601.html?timestamp=1439194205

いよいよ自分の試合がテレ東では今夜オンエアされますね。BSJAPANは15日。

テーマ:お知らせ

まさか放送を最後に回されるなんて。(涙)

「一番注目度があるからトリにした」ってことなんでしょうけど、切実に早くオンエアされて欲しかった。

俺が地上波に出ることなんてもう無いだろうから。だって負けたら論外だし勝ったら今度は地上波じゃなくてWOWOWで試合するようになる訳だしね。

それはともかくとして、実際の試合の順番じゃなかったのか。


実際、なじみや実績でいえば他の選手も一様にすごいが、自分も、やはり「だれを応援するか、誰に勝ちあがってほしいか」…となればDJになる。

一度引退表明してから「やはりUFCなら、上がってみたい」と復帰したなどの心のゆれも知っているしね。


フィナンシャルの会社を長倉立尚がやっていて、ほんとにスーツネクタイで部下を使って業務をしているというのは今回の番組で知って驚いたのだけど、ラガーマンのつぶしの利き方は異様だ…それは社会の支配層までに浸透したラグビー人脈だろうか。

格闘家としては大成しなかったが、引退後も後輩を世話できるぐらい安定した社会的地位や経済的な安定をしているラグビー出身者を知っている。男の中の男。


で、DJ本人は…

UFCジャパン @ufc_jp 7時間7時間前

【見どころ】本日深夜25時!#RoadtoUFCJapan 第6話 長倉立尚vs DJ.taiki!正反対な性格の2人だが、ファイトスタイルは両者とも肉を切って骨を断つ“激闘型”! http://bit.ly/1JfOj0O

  

DJ.taiki@ゆかたん両日 @DJ_taiki 7時間7時間前

正反対に感じるのは佐藤大輔さんの作り込みのせいかと、、、

というのはたぶんかなり正しいのだと思う。

長倉だって一ヶ月で会社をスパーンとやめたりしているし、DJだって北岡悟から「最高に信頼できるトレーナー(北岡が試合するときはDJが指導役、今回はその逆)」と評価されたりしている。

 

けど、その場合は佐藤大輔氏の手腕に素直に驚嘆すればいいのだろう。30分番組で、対照的だなー、と思わせるというのは石原夜叉坊vs安藤達也でも、うまくそういう演出をしていた。

というか、DJの場合、かなりが自分から美味しいネタを提供しているから、そりゃ演出も「いただき!!」となるよ。

雑誌読んでいても、インタビューが面白い選手のかなり上位に位置するし、引きこもりなどの過去の黒歴史の回想も、試合や境遇への愚痴も、相手へのDisも以前からかなり面白いものばかりだった。


今回の

「相手は慰めてくれる人がいるから勝たなくてもいいんじゃないですか?」

「自分はHuman Beingとは合わない。人間とは合わない」

「(自分と同様に激闘タイプの)長倉が初戦の相手なのは、自分を勝ちあがらせないUFCの陰謀」

って、ぜんぶトークとしては100点満点で120点満点。

もしUFCに入ったら、チェール・ソネン的な役割すら担えよう。



TUFとの違いはうまく行っていてこのましい。

そういえば、おいらは慧眼にも2010年に、日本版TUFを妄想していたことがあった

シミュレーション「UFCが軽量級日本人を一気に引き抜き『TUFジャパン』を放映する日」 - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20101106/p1

その時の候補

・「山本KID徳郁チーム」

山本篤 大塚隆史 大沢ケンジ 堀友彦 植松直哉 川原誠也

 

・「所英男チーム」

今成正和 DJ.taiki 宮下トモヤ 佐々木憂流迦 前田吉朗 井上学

5年前と今の違いがちょっと感じられるなあ。

そして

「配下選手は、適度にコーチとの軋轢や相手チームとの挑発合戦、そして仲間同士のギクシャクを起こしやすいように配置しています。特にDj.taikiにはドラマを盛り上げるための大きな役割を果たしていただきたいところだ(笑)。」


と書いていた(笑)

いや、このころからつまり、彼の批評力&トーク力などに期待してたんだよ、うん(マジ)。

しかし意外や、2015年にこの番組が実現した時はZuffaのほうから「日本で、選手同士を一軒家に住ませて、わざとストレスを高めていがみ合いをさせる…という米国TUF的な番組作りは合わない」と歩み寄り、結果として8人がゆるやかに相互の違いを知りつつもそれを認め、リスペクトを保つ番組作りにこれまではなってきている。

これは本当に、たいへん好ましい。

何しろDJの試合前は、DJに合わせてアイドルファン向けの掛け声?を、その素養はなさそうな選手も一緒になってやっていたのだから。

https://twitter.com/kusamura_eisei/status/628257962482466816

叢叡世Степин Будимир

@kusamura_eisei

DJ.taiki北岡悟ジョシュ・バーネットらで『ゴーハッピーゆかりん』の掛け声を掛け合う之圖。

#RoadtoUFCJapan

#yukarin

f:id:gryphon:20150811061909j:image

DJの「長倉vs俺はどっちも破壊し合うタイプだから、UFCはそれを知って仕組んだ」説も、ウィッキーは「じゃあ、どちらも準決勝に行けないぐらい潰しあってください」と返し、DJも含めて大爆笑…と、あまりあとを引かない。


このテイストが、今回の番組の好感度が高い理由の一つだと思う。

このまま行っていただきたい。


こんなんできてた

日本最強の王国民、日本国パスポートを無くすがゆかり王国パスポートだけは所持していた模様。 #yukarin - Togetterまとめ http://togetter.com/li/859243 @togetter_jpさんから




セコンドの「声が通る」は武器

むかし、電話というのは非常に雑音があるし声の質も悪い。そして砲煙弾雨の戦場…というとき、仮設電話で話して相手に伝わる声の「電話への乗り易さ」は生死すら左右する軍事要素であり、電話の声が相手に伝わりやすい兵士は優秀な兵士だった(山本七平は部隊でこの電話術のナンバー2だったという)。


試合場のセコンドも同じで、今回司会のケンドーコバヤシが「声の伝わり過ぎるセコンド」「マイクで拾ってるわけでもないのに」と紹介した北岡セコンドワーク(声)はそれだけで武器なのだろう。

戸井田カツヤや、中井りんの師匠WILDなど、ほかにも何人かいるのはゆうまでもない。

あれは、何かコツがあるのかねえ。



DJの戦いを見て

もともとDJは、キックボクシングの前にレスリング経験があり、DEEP参戦時にも渡米して「テイクダウン&上を取る」を意識的に磨きをかけていた。打撃は言わずもがなのところにその武器があるのだから、やはり有利に進められた。

ただ、2Rであんなに消耗しているのはすごく意外だった。

DJがあんな感じで、後半に失速するのは見たことが無かったと思う。

むしろペースの変わらない、カーディオの化物的なイメージだった。もちろん「攻め続けたからスタミナ切れになった」といえばそうなんだけど。


でも、この弱点?は時間に余裕さえあれば強化できそうだし、そもそも準決勝も2R制なら、そういうつもりで闘うのもアリだろう。

どんなスケジュール準決勝が組まれるのか分からないが、その点にも注目したい。

通りすがり通りすがり 2015/08/11 17:36 ヤリイカみたいな付加価値(脳の働きの研究材料として最適)があれば、養殖に本腰入れて乗り出す奇特な人も出てくるんですかねぇ・・・