【ソウル聯合ニュース】韓国大検察庁(最高検)が10日に刊行した薬物犯罪の白書によると、韓国で1~6月に摘発された薬物事犯は5130人で、前年同期に比べ11.8%増加した。
薬物事犯は1999年に初めて年間1万人を超え、2002年まで1万人を上回り続けたが、同年に大規模な取り締まりを通じ薬物の供給組織を摘発すると、翌年は7000人程度まで減少した。しかし、2007年から再び増加し、2010年以降は9000人程度となっている。
2014年は9742人が摘発された。このうち52.5%が薬物を使用、26.1%が密売だった。薬物事犯の86.2%が男性で、年齢別では20~40代が73.5%を占めた。首都圏での摘発が全体の48.2%、釜山が11.0%だった。
国連は人口10万人当たりの薬物事犯が20人以下ならば薬物に汚染されていない国とみなす。韓国は現在、薬物汚染国ではないが、薬物事犯がこのペースで増加すれば、汚染国に分類される恐れもある。
薬物の押収量は、2013年の66.2キロから2014年は72.6キロに増加した。
検察は薬物事犯と押収量が増加した原因として、インターネットやソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を通じた密輸と新種の薬物の増加を挙げる。中国国籍の朝鮮族による覚せい剤の密輸・販売の増加も一因とされる。
検察は関係機関と共に取り締まりを強化し、厳重に処罰されるようにする方針だ。