サッカー:韓国が7年ぶりV、MVPに張賢秀=東アジア杯

サッカー:韓国が7年ぶりV、MVPに張賢秀=東アジア杯

 ウリ・シュティーリケ監督(60)=ドイツ=が率いるサッカー男子韓国代表チームは9日、中国・武漢で行われた2015年東アジア杯第3戦で、北朝鮮と0-0で引き分けた。北朝鮮を相手にシュート数25-4、ボール支配率64%-36%、CK数11-0など一方的な攻勢をかけながらも勝てなかった韓国は、今大会1勝2分(勝ち点5)に終わった。続いて行われた試合では中国と日本が1-1で引き分け、韓国の優勝が決まった。

 最終的な順位は1位韓国、2位中国(1勝1敗1分)、3位北朝鮮(1勝1敗1分)、4位日本(1敗2分)の順だ。中国と北朝鮮が勝ち点で並んだが、直接対決での勝者が優先される原則により、中国が2位になった。大会MVPには張賢秀(チャン・ヒョンス)が、最優秀DFには金英権(キム・ヨングォン)が輝いた。2003年、08年に優勝した韓国は、今回の優勝が通算3回目となり、東アジア杯の最多優勝国になった。

 シュティーリケ監督は「優勝も重要だが、今後さらにうまくできるという確信を持てたのが、今回の大会で最大の成果だ。わがチームはいつもそうしてきたように、攻撃的なプレーを展開した。ボール支配率を高めようとし、ボールを奪われたら奪い返そうと努力した。毎試合勝とうと積極的に出たチームは、今回の大会でわれわれしかいない」と言った。そして、「Kリーグは今回の韓国代表チームが見せたように、ラインを引き上げて攻撃したり、相手の強いプレッシャーに対応したりする姿勢が不足している。韓国代表がさらに発展するには、Kリーグの質的向上が必要だ。ゴール決定力の問題は、孫興民(ソン・フンミン)や具滋哲(ク・ジャチョル)のような欧州組の選手たちが合流すれば解決できるだろう」とも語った。

武漢(中国)=チャン・ミンソク記者
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