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米 射殺追悼集会後 黒人少年再び撃たれる
8月11日 4時43分

米 射殺追悼集会後 黒人少年再び撃たれる
アメリカ中西部ミズーリ州で黒人の少年が白人の警察官に射殺された事件から1年となり、追悼集会が開かれましたが、集会のあと会場の近くで黒人の少年が警察官に銃で撃たれ重体となっていて、緊張が高まっています。
ミズーリ州ファーガソンでは去年8月、18歳の黒人の少年が路上で白人の警察官に射殺され、この事件をきっかけに黒人を中心とした住民の激しい抗議や暴動が起きました。
事件から1年となった9日、現地では少年の追悼集会が開かれましたが、地元の警察によりますと、集会のあと夜になって、銃を持ったグループが会場近くの商店などを破壊し、略奪したうえで銃を撃ち合う事件があったということです。
そして、駆けつけた警察の車両に対して黒人の男が銃撃してきたため、4人の警察官が発砲したということです。
地元の司法当局によりますと撃たれたのは18歳の少年で、病院に運ばれましたが、重体だということです。
警察は銃撃された警察の車両の画像をインターネット上に公開して、警察側の対応に問題はなかったとしています。
ただ、ファーガソンでは9日に続いて10日も追悼集会が行われていて、アメリカのメディアは、黒人の少年が再び警察官に撃たれたことで混乱が広がるおそれもあると伝えており、現地で非常事態宣言が出されるなど緊張が高まっています。

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