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 気象庁は30日午後9時50分ごろ、諏訪之瀬島(鹿児島)の御岳(おたけ)で噴火があり、有色噴煙が火口から約1千メートルの高さまで上がった、と発表した。火口から半径約1キロの範囲では、噴火により大きな噴石が飛散する恐れがあるとして、引き続き警戒を呼びかけている。噴火警戒レベル2(火口周辺規制)を維持する。

 鹿児島県十島村役場によると、島内には6月末現在で33世帯72人が住んでいるが、避難を呼びかける規模の噴火ではないという。

 諏訪之瀬島は国が常時監視する47火山のうちの一つで、1999年以降は毎年噴火が発生。今年5月には、ごく小規模な噴火が2回あり、噴煙が今回同様に火口から約1千メートルの高さまであがった。地下のマグマや熱水の動きを示す「火山性微動」は現在も頻繁に起きている。同庁は今回の噴火について「噴煙などの状況から、小規模な噴火で警戒レベルを上げるような状況にはない」としている。