講師名 |
浦島茂世(美術ライター)
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講座内容 |
展示だけ見るなんてもったいない!
世の中にある素敵な美術館をもっと知りたい、もっと足を運びたい……。展覧会にはよく足を運ぶけれど、気がつくといつもおなじ美術館に行っている……。そのような思いをお持ちの方はこちらへどうぞ! 東京には、大きくはなくても、テレビで紹介されていなくても、心を打つコレクションを収蔵していたり、すばらしい展覧会を行う個性的な美術館がたくさんあります。
この講座は、展覧会だけではわからない、美術館そのものを鑑賞し、楽しんでいきます。
「なんでこんなに集まった?」「なんでこんな形になった?」「どうしてここにこんな窓が?」――そこに込められたオーナーや設計者の狙いと想い、そして美術館の来歴を知ることで、いつもの美術館巡りが何倍も楽しくなること間違いなし! さあ、美術館にひそむ様々な謎を解きに出かけましょう!
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日時 |
2015年 7/18(土)、8/29(土)、9/26(土)
全3回 13:00開始
※すべて野外講座です。各回の行き先と集合場所は「カリキュラム」欄をご覧下さい。 |
受講料 |
7,800円(税込2,600円×3回) |
教材費 |
2,040円(税込680円×3回) ※イヤホンレンタル料/傷害保険料 ※別途入館料が必要です。詳細は「カリキュラム」欄をご覧ください。 |
設備維持費 |
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カリキュラム |
7月18日(土)
公益財団法人せたがや文化財団
世田谷美術館分館 向井潤吉アトリエ館 〈画家の愛した風景を、残された建物から探る〉
日本全国の里山を描き続けた画家、向井潤吉。彼のアトリエ兼住まいを改装した美術館を訪ねます。企画展「向井潤吉 みちのくを歩く」も鑑賞するほか、他1館を訪問予定。
入館料:200円(当日担当者がとりまとめます)
集合時刻と場所 13:00 アトリエ館入口 (東京都世田谷区弦巻2-5-1)
最寄り駅:東急田園都市線 駒沢大学駅(徒歩10分)
※12:30までに駒沢大学駅改札前(西口)にお越しいただけましたら、担当者が現地までご案内します(徒歩)。
8月29日(土) 13:00開始
公益財団法人東洋文庫
東洋文庫ミュージアム 〈図書館から、なぜ美術館が生まれたのか〉
1924年に設立された東洋学の研究図書館、東洋文庫。圧巻のモリソン文庫を擁するミュージアムを訪ね、本や資料のなかに潜む美しさを探ります。企画展「幕末展」も鑑賞します。
入館料:900円(当日担当者がとりまとめます)
集合時刻と場所 13:00 ミュージアム入口 (東京都文京区本駒込2-28-21)
最寄り駅:JR・東京メトロ南北線 駒込駅(徒歩8分)
※12:40までにJR駒込駅北口・南口側改札前にお越しいただけましたら、担当者がミュージアムまでご案内します(徒歩)。
9月26日(土) 13:00開始
アクセサリーミュージアム 〈時代とともに変遷する美意識、価値観とは〉
時代を映す鏡として変遷を重ねるアクセサリーの世界。アクセサリーデザイナーの館長が、製作資料として長年集めていたコレクションを通して、時代の価値観の変遷を探ります。
入館料:1,000円(当日担当者がとりまとめます)
集合時刻と場所 13:00 ミュージアム入口 (東京都目黒区上目黒4-33-12)
最寄り駅:東急東横線 祐天寺駅(徒歩8分)
※12:40までに祐天寺駅改札前にお越しいただけましたら、担当者がミュージアムまでご案内します(徒歩)。
※受講者数により割引で入館できる場合があります。
※各回とも、講義時間は鑑賞を交え2時間〜2時間30分を予定しております。その後は自由解散になりますが、オプションで周辺の街並を楽しむ散歩も予定しておりますので、お時間のある方はぜひご参加下さい。 |
各自準備 |
・野外講座は現地集合、現地解散です。
・現地までの交通費は自己負担でお願いいたします。
・雨具、帽子、飲み物、常備薬、健康保険証などを必要に応じてご持参下さい。 |
講師紹介 |
美術ライター。神奈川県鎌倉市出身。大学時代に美学美術史を専攻。2年間の社会人経験の後、渡欧。パリを拠点に各国のギャラリー、美術館を探訪し、帰国後制作会社勤務を経て独立。執筆活動の傍ら、生活情報サイト「All About」の美術館ガイドとして活躍。著書に『東京のちいさな美術館めぐり』(株式会社G.B.)など。 |
備考 |
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