特別な技術は必要なし。パソコン1つで、誰でも簡単に、iOS、Android用アプリを作れるサービス「Mob App Creator」。その日本版が、今年5月にローンチ。早くも注目を集めている。
最大の功績は、これまで専門的知識がなければできなかったアプリ制作を、身近にしたこと。制作会社に依頼する手間が省けるため、大幅なコスト削減も期待できる。
アメリカで活躍中のプロ野球選手、上原浩治さんも、自身の公式アプリに、採用しているというこのサービス。
提供元のグマッカルは、開発を手がけたMob App Creator Inc.との業務提携によって、国内版リリースを実現。
その経緯から今後の展開まで、代表取締役の森橋 新祐(もりはし しんすけ)氏が語ってくれた。
Q1:「Mob App Creator」を国内提供するに至ったきっかけと経緯について、お聞かせください。
日本における、スマートフォンの契約者数は増加傾向で、ネイティブアプリを活用してのマーケティングの重要性は、これまで以上に高まっています。 グマッカルでは、2012年から市場のトレンドに先行して、香港Passkit社と提携し、Passbookコンテンツサービスを国内で展開するなど、スマートフォンアプリを活用したマーケティングに、注目してきました。 そんな弊社の取り組みに、Mob App Creatorが興味を持ってくれて、それがきっかけで連絡をいただき、今回の国内提供に至りました。
Q2:「Mob App Creator」とは、どんなサービスなのでしょうか。
「Mob App Creator」は、アプリ制作に特化したCMSサービスです。 アプリを制作するには通常、専門的な知識や、制作の技術が必要になりますが、「Mob App Creator」を活用することで、専門性のないユーザーでも、アプリを簡単に作ることができます。 また、アプリを作る際のコンテンツに関しては、既存のコンテンツを持っているユーザーであれば、新しく制作する必要はなく、自動でブログやFacebook、動画などと連携して、アプリをコンテンツ化することが可能です。
Q3:本サービスは、例えば、どんなシーンでの活用が期待できますか?
すでに、パソコンやモバイル向けにコンテンツを持っている飲食店、美容室、その他ミュージシャン、アーティストなど、世の中にコンテンツやメッセージを発信しているユーザー、すべての皆さんに活用いただけます。
Q4:今後の展開について、教えてください。
直近では、よりユーザーに使いやすいUI改善などを進めているのと、リリース時期は未定ですが、eコマース機能の拡充、PassbookやiBeaconとの連携を検討しております。 (公式アプリについては)まだオープンにはできませんが、いくつかご相談をいただいている状況です。
本格的なアプリ制作を、安価で提供する「Mob App Creator」。マーケティングの分野で、どのような役割を果たしていくのか、今後の動向を見守っていきたい。
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