ふとたまに美味しいうなぎを食べたいなあと思う瞬間があって、そんな時に一番先に思い出すのが早稲田の「すず金」。家から歩いて10分程で行けるという近さはもちろん、1人で行っても落ち着けるカウンター、それから何よりご飯に乗った大きくてとろける鰻。たまに値段の割に小さめな鰻が乗っているお店もあるけれど、この「すず金」はいつ大きなうなぎ乗っているから幸せ。
1877年、明治10年創業というお店はかつてあの夏目漱石も通ったとのことだ。1,900円と2,400円のうな重。(時期によって値段は変動あり。)2,400円の方が値段の分より肉厚だけれど、この日はさらっと食べたかったので1,900円のものを注文した。
うな重が好きな理由の1つがこの入れ物。蓋を開ける瞬間のわくわく感は他の料理には無い楽しみ。
タレは甘すぎずちょうどよく鰻自体の美味しさを十分に味わうことができる。ふわふわでとろとろ。いつもあっという間に食べてしまうお気に入りのうな重は、今回もまた美味しかった。気軽に行ける近所のうなぎ屋さん。やっぱり好きだなあ、「すず金」のうな重。
すず金
住所:東京都新宿区馬場下町61