thumbnail こんにちは,

ブンデスリーガ2部のザンクト・パウリは、FW宮市亮の獲得を発表した。初の完全移籍となる宮市は、新天地での意気込みを語っている。

宮市は中京大中京高校卒業後、アーセナルへと入団。だが出場機会を得ることは難しく、フェイノールトやボルトンと、国内外4クラブへのレンタル移籍を経験していた。

2014-15シーズンはエールディヴィジのトゥエンテに加入したが、リーグ戦10試合の出場にとどまった。だが、これにはピッチ外の理由があったという。ザンクト・パウリの公式サイト上で、以下のように語っている。

「トゥエンテは財政難もあり、責任者はレンタルで加入している選手を(トップチームで)起用しない決断を下しました。完全に保有権を持っている選手だけが起用されたので、僕は2軍でプレーすることになったんです」

1カ月ほど前にザンクト・パウリ側から接触があり、スポーツディレクターのトーマス・メッグレ氏らの話を聞き、入団を決意したという。 レンタルによってではなく、腰を据えられる場所を得た意義を、こう語っている。

「3年契約にサインしたことをとても喜んでいます。この数年、いつもほかのクラブにレンタルされていました。難しい時期もありました。だから、ザンクト・パウリが僕の新しい故郷になるよう願っています」

宮市にとって、ザンクト・パウリが欧州での6クラブ目となる。

関連